投稿日: 2017.11.06 20:27
更新日: 2017.11.06 20:47
更新日: 2017.11.06 20:47
プロも真剣バトル。平手晃平主催『平チェカカップ2017』は大盛況で終える
Ryuji Hirano / AUTOSPORTweb
なかでも目を引いたのは、今回45台という多くのエントリーを集めたなかでのプロドライバーたちの上手さだろう。このレースでは接触のペナルティ等も厳しく取っていたが、参加者のレベルが全体的に高かったこともあり、ペナルティは全体的に少なめ。そのなかでもプロのスムーズなドライビング、混戦のなかでもヒットせずに抜いていく様は、参加していた側も観戦していた側にもめったに見られないものになったはずだ。ただ、エンジョイレースとは言え、人一倍負けず嫌いなのもプロ。ずっとコースの様子を眺めたり、ドライバー交代もこだわりをみせた。
走行の合間には、ワタナベエンターテインメント所属の漫才コンビ『のばしぼん』のふたりのステージがあったり、静岡出身のシンガーソングライター、緒形リアさんのライブがあったりと、カートイベントとは思えない充実ぶり。また、平手、次生、ロニーによる『チェカレンジャートークショー』では、スーパーGT第7戦タイで、毎周クインタレッリが次生に「5コーナー気をつけて!」と無線で呼びかけていたことや、最終戦もてぎの戦い方に話が及ぶシーンもあった。
盛りだくさんの一日だっただけに、ややタイムスケジュールも押し、夕刻には通り雨が降ったりというシーンもあったが、全体的にイベントは盛況に終わったと言えるだろう。平手自身も走行はもちろん実況やステージ、さらに自ら物を運んだりと、大車輪で自らの主催イベントを盛り上げていた。
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