投稿日: 2016.07.30 18:05
更新日: 2016.07.30 18:14
更新日: 2016.07.30 18:14
スーパーGT第5戦でJAF-GT車両のBoPに変更。最低地上高、給油速度に制限
Ryuji Hirano / AUTOSPORTweb
クイックなコーナリングと、ピットストップ時間の短さが武器だったJAF-GT車両にとっては速さを抑制する方向での性能調整変更となるが、SUGO戦までの速さに対し、JAF-GT陣営内からも「レースの盛り上がりを考えると速すぎる」という声が出ていた。鈴鹿テストあたりから話が出ていた調整ではあるが、導入される富士でどういった戦力差になるのか、要注目だろう。
また、ブランパンGTシリーズのBoPを採用しているGT3車両に対しても、第2戦とは異なるBoPテーブルが適用されている。第2戦と比較して軽減となっているのは、アウディR8 LMS(BoP=5kg減)、ランボルギーニ・ウラカンGT3(BoP=5kg減)、ポルシェ911 GT3 R(BoP=15kg減)。
一方、メルセデスベンツAMG GT3は車重が20kg軽くなっているが、リストリクターが第2戦=36.0mm x 2から、第5戦=34.5mm x 2となっている。また、最大過給圧もBMW M6 GT3、フェラーリ488 GT3は第2戦と数値が異なっている。
第4戦SUGOではコース特性ともあいまって、JAF-GT勢が強烈な速さをみせてきたGT300。今後のシリーズの流れをうらなう上でも、大きな変更となるかもしれない。
1 2