レクサス勢ではKeePer TOM’S LC500(ニック・キャシディ)とau TOM’S LC500(中嶋一貴)のトムス2台がQ2進出、GT-R勢ではカルソニック IMPUL GT-R(ヤン・マーデンボロー)のみがQ1を突破した。

 ポイント首位、ウエイトハンデ数値52kgで既に燃料流量リストリクター調整1段階目に入っているMOTUL GT-Rの松田は1分46秒306で15番手(ただし、このタイムも従来レコードを余裕で破っている)。

 10分間のQ2が15時48分にスタートすると、今回もEpsonが最初にコースインしていった。ところが松浦孝亮はアウトラップのダンロップコーナーでハーフスピンして、ストップしてしまう。コース復帰はすぐに叶ったが、これによってコース上には多くの砂利が撒かれることになった。

 各陣営、コース状況に少し不安を感じながらもタイムアタックに入っていくこととなるが、ここで今度はEpsonの松浦がシケインでスピン〜再走という情報も。

 そして最初にアタックタイムをマークしたのはQ1同様にARTA、野尻智紀のタイムは1分44秒319、またもや驚愕のタイムである。

 そしてQ1同様、Q2もNSX勢が躍進する。まずKEIHINの塚越広大が2番手に入り、さらにRAYBRIGの山本尚貴がこれを上回って2番手へ。NSXはARTA、RAYBRIG、KEIHINの順で1-2-3を決めた。

 チェッカー後、KeePerの平川亮が4番手に入ってレクサス最上位(auの関口雄飛は8番手に)。最後にアタックしていたEpsonの松浦も5番手に浮上し、NSXは1-2-3-5-7位となった(MOTUL NSXの中嶋大祐が7番手)。唯一Q2に進んだGT-Rのカルソニック(佐々木大樹)は6番手。

 第2戦の鬱憤を晴らすように、NSX勢がホンダの総本山で速さをみせつけた、レコードラッシュ予選であった。

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