更新日: 2018.07.13 12:32
JLOC 2018スーパーGT第4戦タイ レースレポート
公式予選
日付:2018年6月30日(土)
天候:晴一時雨
予選結果:87号車 9位、88号車 – 位
観客動員数 : 9,417人
不安定な天候も、チームとして冷静な判断で予選をクリア
昨年のタイラウンドから異なった季節での開催となったレース。天候に関しては昨年と同じく晴天が基本となるも、午後からスコールとなるコンディションが搬入日から続く。
午前中の公式練習、トラブル無しで順調に周回を重ねセッションを終えた。
午後の予選時刻になると、前日と同じくスコールが到来。路面が刻一刻と乾いていくコンディションにおいて冷静に判断を進め、2台ともにQ2へ進出。88号車は暫定ポールポジション獲得となったが、吸気系に意図せぬ規約違反があり予選タイム抹消。ペースは良いので明日の決勝に向けて戦略を練る予選日となった。
87号車 エンジニアSeiji Hirai コメント
公式練習、走行開始からマシンバランスが良く、レースで使用する予定のタイヤで連続走行を行い、タイヤに対する理解を高めた。
予選Q1は佐藤選手がアタック。直前の雨にタイヤ選択を悩むが、ミディアムコンパウンドでの連続周回でタイムを出す作戦に決定。終盤タイヤがタレてタイムアップ出来なかったが、9番手でQ1を突破。Q2は元嶋選手が担当。ドライコンディションでの予選となり、路面コンディションが予想より少し異なってしまいオーバーステアに悩まされ11番手で予選終了。前車のペナルティにより、明日は9番手からスタートとなった。
87号車 Kimiya Sato コメント
Q1を担当、車の感触はウェットの中で良く、セッション開始からチェッカーまでプッシュし続けてタイムを出すことができ、セッション終盤まで3番手あたりにいることが出来た。終盤にかけて途中でタイヤ交換をした車両に抜かれてしまったが、9番手で今季初のQ1を突破できて嬉しい。
87号車 Yuya Motojima コメント
佐藤選手の素晴らしいアタックと、チームの的確なタイヤ選択により、今シーズン初のQ1を突破した。Q2を担当し、一発の速さが出にくい状況だったがアタックを繰り返してもタイムは安定していて、決勝は上位を狙えそうな感触。
88号車 エンジニアMasafumi Katsumata コメント
Q1は平峰選手担当突然の雨で難しいコンディションの中、2セットの異なるWetタイヤで2回アタック、見事8位でQ1突破。続くQ2はアンドレア選手が担当、GT500のQ1で路面が乾きドライ路面、圧巻の走りでトップタイムをたたき出しポールポジション獲得だったが、予選後の車検で不合格となり最後尾スタートとなった。
ドライバーが頑張って出したタイムを無にするようなことをして申し訳なく思います。その他の方々にも多大なご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
88号車 Kazuki Hiramine コメント
ポールポジションを獲得したと思ったら、誰もが驚いた失格処分。88号車にとって非常に苦しい時間だった。しかし、下を向いている時間は無く。決勝に向けてのストラテジーを考えなくてはならない。決勝は22番手からのスタート。