投稿日: 2016.08.28 11:28
更新日: 2016.08.28 11:32
更新日: 2016.08.28 11:32
SGT第7戦タイには2台のワイルドカードが出場へ。86マザーシャシー新造車も
AUTOSPORTweb
■マザーシャシー86は新造車。17年にはフル参戦も予定
ニュルブルクリンク24時間等にも積極的に挑戦しているトヨタ・チーム・タイランドが使用するのは、GT300マザーシャシーの86だが、今回のレースに向けて新車を現在制作中だという。童夢で作られた新造車は日本国内でシェイクダウンされ、タイ戦ではGTアジア等に積極的に参戦するシンハビールの副社長、ピティ・ピロムパクディと、14年もドライブしたナッターウッド・シャロエンスクハワタナがコンビを組む。
![GTアジアに参戦中のチーム、TP12のピティ・ピロムパクディ](https://cdn-image.as-web.jp/2016/07/19083811/ISHM9516-2-292x200.jpg)
また、坂東代表はこのトヨタ・チーム・タイランドが、2017年シーズンに全戦シリーズ参戦する予定であることを明らかにした。スーパーGTにとってはひさびさの純海外チームのシリーズ参戦となるだけに、非常に注目度は高いだろう。
なお、新造されるMC86はこれまでに登場してきたトヨタ86ボディのものとはエアロが異なっているという。これについて坂東代表は「マザーシャシーはチームによって改良することができるが、これと同じこと」としている。また、具体名は明かされなかったが、マザーシャシーは17年にさらにもう1台増える予定とのこと。
タイでのスーパーGT開催は3年目を迎えることになるが、2018年にはパタヤにも新たなサーキットが建設される予定もあり、坂東代表はチャン・インターナショナル・サーキット、そしてパタヤと複数コースが完成したときには、過去に構想が明らかにされていた『スーパーGTタイシリーズ』を実現に移す考えがあることも明らかにした。
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