ニッサン 2018スーパーGT第7戦オートポリス レースレポート
#23 GT-Rは、スタートドライバーのクインタレッリが10位までポジションアップ。ピット作業で#12 GT-Rを逆転し、ふたたび10位で松田が後半スティントをスタートしました。46周目のヘアピン2つ目のコーナーで#24 GT-R、#6 LC500をオーバーテイクしましたが、その先には#8 NSX-GTがおり、接触してしまいました。これで順位を下げ、さらにこの接触に対するドライブスルーペナルティを科され、15位でチェッカーを受けました。#3 GT-Rは予選15位からスタートし、13位でフィニッシュしました。
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/決勝7位)
「オープニングラップで#23 GT-Rと並ぶ展開になり、接触のリスクはとりたくなかったので少しオーバーランすることになりました。そのあとはタイヤをケアしながら走りましたが、ペースもバランスも悪くなかったと思います」
「レース前には2ストップという作戦の選択肢もあったけれど、SCが入る場合は1ストップになるかもなと考えながら、クルマとタイヤの調子を考えながら自分のスティントを走り切りました。ミツ(高星)もいいペースで走ってくれたし、もてぎの最終戦に向けてポジティブなレースができたと思います」
高星明誠(#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/決勝7位)
「チームのピット作業がとても早く、2台のGT-Rよりも前でコースに戻ることができましたし、タイヤのウォームアップも良かったです。混乱のなかでもポジションアップできて、そのあとも自分のペースで走れました」
「予選順位が下の方だったのでトップには届きませんでしたが、自分たちのレースは精一杯できたと思います。もてぎでもいいパフォーマンスを出せるように頑張ります」
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■GAINER TANAX GT-Rが6位入賞
予選15位からスタートした#11 GT-Rは、前半を担当した安田がオープニングラップで12位にジャンプアップすると、2周目に11位、3周目に10位、4周目に9位と順調にポジションを上げていきました。後半担当の平中もハイペースでポジションアップし、多くの車両がピットインを終えた45周目には3位にまで浮上。最終的には6位でレースを終えました。
前日の予選で2位となり、フロントロースタートの#10 GAINER TANAX triple a GT-R(星野一樹/吉田広樹)は、後半はペースが上がらず苦戦。一時7位を走りましたが、終盤に9位に下がったところで61周目のチェッカーフラッグを受けることになりました。