LEXUS GAZOO Racing 2019スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート
au TOM’S LC500 36号車 中嶋一貴
「スタートからクルマはすごく良かったですし、できるだけ最初のうちにギャップを作ろうと考えていました。後続のLC勢が想像より速かったですが、序盤は狙い通りのレースができたと思います」
「セーフティカーについてはちょっとアンラッキーではあったんですが、その後再開してからのピットに入るタイミングもパーフェクトでしたし、作業もミス無く送り出してもらえました」
「雄飛に代わってから最初ちょっとヒヤヒヤする画面もありましたが、彼なら絶対に抜かせないだろうと思っていましたし、最後はぶっちぎって帰ってきてくれました。こんなに完璧なレースはなかなかできないんじゃないかと思うくらいのレースができて良かったです」
au TOM’S LC500 36号車 関口雄飛
「中嶋選手が築いてくれたギャップがセーフティカーでなくなってしまいましたが、チームが良いタイミングでピットに入れてくれて、自分自身のアウトラップも過去にないくらい最高の走りができました」
「正直序盤はちょっとペースが悪く、GT300クラスの周回遅れとの巡り合わせのタイミングも悪かったので、無理にプッシュせずタイヤを温存して、後続車両にタイヤを使って貰おうと狙いました。後続で無理をすると結局抜けないというのは、去年のタイでの経験を活かしました」
「その後、一瞬後続がGT300クラスにひっかかって1秒くらい離れたタイミングがあったので、そこで一気にプッシュして、差を広げました」
「ピットでは結構焦っていたようですが、僕は全然抜かれる気もなく、余裕もあったし、予定通りでした。自分的には成長した成果が出せて、最高のレースができました。個人的にも良い内容だったなと満足しています」
KeePer TOM’S LC500 37号車 ドライバー 平川亮
「力は出し切ったので悔しさはそんなにありません。昨日の予選も悔しかったですが力は出し切りました。今日も優勝はしたかったですが、現実的なペースは、36号車と6号車には及びませんでした」
「ピットでちょっと順位を落とし、その後6号車との抜きつ抜かれつで、今日は3位かなと思っていたんですが、ニックが素晴らしい走りでワンチャンスをものにして仕留めてくれました」
「ここまでの2戦であまりポイントが取れなかったのが今回挽回できたので、良いリズムに乗れてきたかなと思います。次戦タイは僕らにとって比較的相性が良いイメージがありますが、ウエイトハンデもありますし、なんとかしっかりポイントを稼ぎ、その後の富士500マイルで大量得点を狙いたいと思います」
KeePer TOM’S LC500 37号車 ドライバー ニック・キャシディ
「良いレースができたと思います。LEXUSの1-2-3,そしてトムスチームの1-2に貢献できたことはうれしいです」
「チームとLEXUSに感謝しています。自分自身としても、終盤のパッシングは良い走りができたと思っています。次戦タイは好きなコースなので自信もありますし、ベストを尽くしたいと思います」
WAKO’S 4CR LC500 6号車 大嶋和也
「チームが良くやってくれてピット作業も良かったし、優勝のチャンスも何度かあったので、そこで決めきれなかったのは悔しいです。今年はとにかく優勝だけを狙っているので、今日の結果に満足はしていませんが、久しぶりの表彰台で、応援してくれている人たちやチームが喜んでくれているので、それは良かったなと思います」
「速さはあったと思いますが、勝つにはもうちょっと足らない部分があると思うので、気を引き締めて行きます。次戦のタイは一番得意なコースで、ウエイト的にもチャンスのあるコースだと思うので、取りこぼさないようにしっかり戦いたいです」
WAKO’S 4CR LC500 6号車 山下健太
「勝てそうな手応えはそれなりにはあっただけに、3位ですが勝てなかったのは悔しいです。他メーカーに負けたのならともかく、同じ車両に勝てなかったのは残念です」
「次戦タイはチーム的に得意にしているというのを聞いているので楽しみですが、ただ今回トラブルなどで停まったライバル勢が、ハンデが軽くなるので速さを見せてくるでしょう」
「個人的にはタイでは去年も3位でしたし、そんなに悪くないとは思いますが、それよりもタイに限らず、どこかで一回勝ちたいという思いが強いです