更新日: 2019.07.01 12:14
LEXUS GAZOO Racing 2019スーパーGT第4戦タイ レースレポート
WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
「最後に優勝したのが2013年で、それから長いこと勝てず、ずっとプレッシャーがかかっていたんですが、やっと勝てて、応援してくれた人たちにようやく恩返しできたなという気分です」
「交代直前、僕がちょっと熱くなりすぎて接触し、順位を落としてしまったのは悔しいですが、その分チームがものすごく早いピット作業で送り出し、山下もすごく良いレースをしてくれたので、チーム皆で獲れた優勝だと思います。本当に皆に感謝します」
「次からハンデがかなり厳しい状況になると思うんですが、今回一回勝てたので、気楽に、淡々と行けるかなと思ってます。取りこぼさないように、1点でも多く獲れるように頑張りたいです」
WAKO’S 4CR LC500 山下健太
「まず本当にチームに今回は感謝しています。スタートから大嶋選手のペースを見ていて厳しそうだなと思いましたが、それでも大嶋選手がぎりぎりまでトップを守って戻ってきてくれて、ピットもすごい早さでトムスの前でコースに送り出してくれました。それだけにこのポジションは絶対に守らなくてはとすごく頑張りました」
「ペース的には後から来るトムス2台が速く、何度も抜かれそうになりましたが、絶対に引かないという気持ちで走り続けました。ちょっと無理をした部分もありましたが、勝ててほっとしたという感じです」
「次戦からはハンデが重くなるので、厳しいと思いますが、取りこぼしなく行けばチャンピオンも見えてくると思うので、余計なミスをせず、できる限り上位でフィニッシュしてチャンピオンを狙いたいと思います」
KeePer TOM’S LC500 平川亮
「2位は悔しい結果で、正直勝ちたかったです。前戦も2位だったので、2位が2回連続というのはあまり気分が良くないですね。この悪い流れを早く打ち切りたいです」
「6号車は速かったですし、毎年タイで調子が良いのは分かっていたので、来るなとは思っていました。そんななかで6号車と首位争いができたのは良かったかなと思います。次戦では巻き返します」
KeePer TOM’S LC500 ニック・キャシディ
「私自身のスティントはとても良い走りができました。36号車をパスした後の、6号車とのサイド・バイ・サイドでのバトルは観客の皆様にも楽しんでもらえたと思いますし、山下選手とのバトルは本当にフェアで私自身も楽しかったです」
「我々のペースはほとんど同じで、非常に高いレベルのバトルでした。結果としてはベストではありませんでしたが、本当に良いレースが出来ました」
WedsSport ADVAN LC500 国本雄資
「フリー走行でちょっと接触があり、ちょっと不安の残るスタートでした。序盤はなんとか前について行けたんですが、トラフィックで3位に順位を落としたあとは前の2台が結構ペースが速く、こちらはタイヤが厳しそうだったのでセーブしながらの走りになりました」
「自分のスティントの中盤くらいから、かなり厳しくなって、追い上げられてしまいましたが、なんとか3位はキープすることができました。その後の坪井君もラッキーはありましたが、一時順位を落としながらもなんとか巻き返して、厳しいなかでの3位表彰台獲得ということで、今日はチーム一丸となって力強いレースが出来たと思います」
WedsSport ADVAN LC500 坪井翔
「初のフロントロウからのスタートだったので、充分優勝も狙えると思っていたんですが、国本選手の走りを見ていたら後半辛そうで、僕の方が距離が長いので厳しくなるだろうと予想はしていました。最初からタイヤをセーブしながら様子を見ながら走り、プッシュするところはする、という走りを心掛けました」
「前とのギャップが結構大きかったので、セーフティカー導入は僕らにとってかなりラッキーな展開でした。そこでタイヤを一旦落ち着かせることもできましたし、セーフティカー明けはすごく速くて数台オーバーテイクしてポジションも上げられました」
「ただ、終盤はやはりタイヤがキツく、すごい勢いで追いつかれたんですが、上手くGT300車両を利用して乗り切ることができました。楽ではありませんでしたが、しっかり表彰台に乗れたのは良かったです」