K2 R&D LEON RACING 2019スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート
前回に続いてスタートを担当した菅波選手は、オープニングラップのうちにふたつ順位を落とすこととなったが、それは想定内。その後はタイヤをうまくコントロールしながら周回を重ねてなお、菅波選手は8周目には4番手に浮上する。
そして18周目にLEON PYRAMID AMGはピットイン。タイヤは無交換で最小限のロスとして、蒲生選手をコースに送り出すことに成功する。25周目には待望のトップに躍り出たばかりか、後続とは実に13秒もの差をつけることに! その後も安定したペースで蒲生選手は周回を重ねてライバルを一切寄せつけず。大差をつけて、最終戦を締めくくることが期待されたのだが……。
なんと最終ラップにガス欠症状が発生し、最終コーナー付近で一気にペースダウン。なんとかチェッカーは受けられたものの、1台にかわされてしまい、LEON PYRAMID AMGは2位という結果に終わった。
全8戦で争われた2019シーズンは、これにて終了。シリーズランキングも5位という結果に終わったものの、最後の最後まで示せた高いパフォーマンスは充分に納得のいくものだった。新たなるシーズンの巻き返しを、是非ともご期待いただきたい。
■決勝を終えて
●黒澤治樹監督
「クルマもバランスが良くて、作戦どおりにドライバーふたりもすごく頑張ってくれました。でも、レースってこういうもんだなと、改めて思いましたね」
「帰ってから原因を調べないといけませんが、ドライバーには勝たせてあげたかったです。1年間、応援ありがとうございました」
●蒲生尚弥選手
「タイヤも全然問題なく、いいペースで走れていたのですが……。仕方ないです。勝てなかったですが、いいレースができたので、良かったと思います」
●菅波冬悟選手
「今回もまたひとつ成長できたレースだったと思います。スタートでどれだけポジションをキープできるかが課題でした」
「2台に抜かれてしまいましたが、最低限で抑えられたと思います。作戦がうまくいって、誰ひとり大きなミスなく順調にいっていただけに残念です」
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