「そんなに変えて大丈夫なのかと感じるほどセットアップを全部変えた」と野尻【第5戦富士GT500予選会見】
福住仁嶺
Q2担当/ベストタイム:1分27秒130
「前回のレースからいろいろと仕切り直して、セットアップのほうも変えてきたので、野尻選手も言ったように楽しみな部分と不安な部分がありました。朝の公式練習から思ったよりも感触が良く、午前中の最後は野尻さんが走って、チームとクルマについて話し合ってくれました。Q2に向けても野尻選手がチームにフィーリングを伝えてくれたおかげで自分も自信を持ってQ2を走ることができました」
「クルマの仕上がりも本当によかった。僕としてもGT500で初のポールポジションということでそこは素直にうれしいと思いますし、チームのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです」
「今回からお客さんが入って、ファンのみなさんの応援はすごくモチベーションになります。特にARTAのチームなんかは普段は旗を持って大人数でいつもいてくれている。それが今回から少しずつ戻ってきていて、予選が終わったあとも歓声をもらって、なんかやっと華やかな舞台に戻ってきたなと思いました。僕としてもモチベーションになってうれしいです」
「ホンダのF1活動終了についてはいま海外で戦っている若手の気持ちを考えると悲しい、悔しい気持ちはあります」
「前大会も完走できず、ポイントを獲ることができなかった。これまで悔しいレースが続いていて、そのなかには僕のミスもありました。流れを変えるためにも明日はもちろん優勝しか見ていません。これまでと同じような失敗をしないように、いいクルマに仕上げられるように今からチームと話し合っていきたいと思います。頑張るので、応援よろしくお願いします」