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投稿日: 2020.11.29 19:55
更新日: 2020.11.30 10:46

「正直、プレッシャーは大きかった」と藤波。近藤監督へ感謝の気持ちも【第8戦富士GT300チャンピオン会見】


スーパーGT | 「正直、プレッシャーは大きかった」と藤波。近藤監督へ感謝の気持ちも【第8戦富士GT300チャンピオン会見】

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
第2スティント担当/ベストタイム:1分38秒118

「みなさんに感謝しています。ありがとうございます。今週末に関してですが、ひとりひとりがベストを尽くすという風に考えて、集中して迎えました。ランキングのことなどはなるべく考えないようにして、ベストを尽くせばどうにかなると考えていました。ここ最近は徐々に良くなっていき、クルマのセッティングも非常にいい方向性に向かっていたので、今週末に関してはすごく自信がありました」

「ただ、実際のレースは難しかった。僕たちだけではないと思いますが、気温が低く、いままで経験したことのない状況でどういう結果が出るのかは未知の世界でした。しかし、非常にいいチャレンジになったと思います。ここは頑張るべき場面であり、とてもチャレンジングだなと思いながら、絶対諦めないと思っていました」

「ピットアウトしたときには前を走っていた6号車(ADVICS muta MC86)と20秒の差がありました。それを取り返さないといけない状況でしたが、1台ずつ追い越しながら自分のポジションを守ることができてうれしく思っています。チームのみんなにも感謝しています」

2020年スーパーGT第8戦富士 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産自動車大学校 GT-R)
2020年スーパーGT第8戦富士 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産自動車大学校 GT-R)

 そして、リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rはチームチャンピオンも獲得したが、残念ながら、最終戦は近藤真彦監督が不在ということで、会見でメッセージを送った。

オリベイラ

「この場を借りて、近藤監督に感謝の気持ちを伝えたいと思います。今年の1月の時点では僕が今シーズン、レースをするかしないか、まったく何も決定もしていませんでした。昨年は苦戦していたシーズンで、僕としては本当にがっかりしたシーズンで終わってしまった」

「なので、昨年でスーパーGTで戦える機会は終わってしまったのかなと、将来が見えないまま今年を迎えました。でもその後、近藤監督から「ぜひ僕らのチームで走ってくれないか」と声をかけてくれました。長年、とてもお世話になっていたし、友情を築いてきたおかげだと思っています。声をかけてくれた彼に大変感謝しています」

藤波

「前半戦から監督にはいろいろとアドバイスをいただいていました。中盤戦以降は褒めてくれる言葉だったり、僕のモチベーションを上げてくれる言葉だったりをいただいて、本当にいろいろなサポートをしてもらいました。(近藤監督は)この場にはいられなかったですが、絶対にテレビで見てくれていると思いますし、いい結果で終われたのですごくほっとしています」

2020年スーパーGT チャンピオン会見の様子
2020年スーパーGT チャンピオン会見の様子


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