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投稿日: 2021.07.27 12:20

#30 TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT 2021スーパーGT第4戦もてぎ レースレポート


スーパーGT | #30 TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT 2021スーパーGT第4戦もてぎ レースレポート

■コメント

永井宏明選手
「織戸選手にバトンを渡していただいて、クルマも乗りやすく仕上がっていましたので、のびのびとアタックできたかなと思います」

「今年は辛いレースが続いていますので、応援下さる皆様のためにも、今回こそゴールした時に順位が前の方にいられるようにしたいと思います」

織戸学選手
「今回は順調に、いろんなことが進んで、予定どおりに行っているなと思います」

「本当は僕のQ1も、『もうちょっと行きたかったな』という感じもするんですけど、何しろ確実にQ1を通ることが最大の目的だったので。大きなミスもなく、良かったです。今回はロングのヨコハマタイヤのフィーリングがすごく良いので、決勝に関しては楽しみにしています。ご期待ください!」

金曽裕人監督
「去年の第7戦も、もてぎでは入賞しているし、クルマのバランスも良く、Q1、Q2ともにこのぐらいのところに行くだろうな、と予想していました。
実際そのとおりになりました!! 永井選手も織戸選手も気持ちよく走ってくれたので、今回のスローガンは『ここでポイント獲ろうぜ!』です。乞うご期待です!

■決勝レース(63周) 7月18日(日)13:10~

 決勝前に20分間のウォームアップでは、織戸選手が最初に『#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT』に乗り込むこととなった。予選の好調ぶりをそのままに、さっそく計測2周目に1分50秒818を出し、次の周も1分50秒899と好タイムを連発。交代した永井選手も1分52秒台でラップを重ね、1分52秒347でセッションを締めることとなった。

 今回もスタート担当は織戸選手。気温は33度ながら、路面温度は51度と、レースウィークでMAX状態となったところから、レースは開始された。オープニングラップのうちに14番手へとひとつ順位を上げたばかりか、その後もオーバーテイクを連発。11周目にはついにポイント圏内となる10番にまで到達する。そんな織戸選手の勢いは止まらず、次の周にはもう1台、20周目にはさらに1台抜いて、8番手にまで躍り出ることになった。

 すでに交代可能なミニマムの周回を超えていたこともあり、ライバルの多くが早めにピットに滑り込んでくる中、ギリギリまで粘った「#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT」は、やがて2番手にまで上がることとなり、そして35周目に永井選手にバトンタッチ!

 全車ドライバー交代を済ませると、永井選手は8番手に。しかも、織戸選手が築いたマージンによって、後続をまったく寄せつけず。それにはもちろん永井選手のコンスタントな走りも、大きく反映された。そのままポジションを守り抜き、『#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT』は8位でフィニッシュ! 昨年の第7戦以来となる、入賞を果たすこととなった。

 次回は待ち焦がれた、ホームコースとなる鈴鹿が舞台。引き続きの活躍が期待できそうだ。

■コメント

永井宏明選手
「織戸選手が前の方へ順位を上げながらロングで走ってくれたので、おかげで僕は入賞の順位でフィニッシュすることができました。ありがとうございます!」

「みんなでクルマをうまく仕上げてくれたのと、ヨコハマタイヤもいいマッチングで、非常に乗りやすかったので良かったと思います。次の鈴鹿はホームコースですから、引き続き応援よろしくお願いいたします」

織戸学選手
「いいレースでした! ポイントゲットが目標だったので。ヨコハマタイヤも良くなって、クルマも良くなって、今回は本当にいいことづくめでした。次の鈴鹿は永井選手の地元なんでね、連続ポイント獲得を目指します」

金曽裕人監督
「去年も、もてぎで入賞しているし、セットアップだとかクルマの方向性は最初から見えていたから走り出しから非常に調子が良かったので、本当に狙っていたとおりのレースができました。大満足のレースです。いつもとパターンを変えて、織戸選手から永井選手というのが、これも作戦的に良かったんじゃないかと。ふたりともアベレージ高くて、特に織戸選手は並み居る強豪ドライバーを抜き去り素晴らしい限りだし、その後のハイアベレージで走り切った永井選手も素晴らしい!」

「永井選手が覚醒した日じゃないかな? ここからノリノリで行くんじゃないかという感じもしています。作戦を考えて、我々もオペレーションで、もっと上位が獲れる方向に持って行ってあげればドライバーとしての仕事をかなり高い次元でこなしてくれるっていうのが分かったので、非常に満足です! 次の鈴鹿は、去年散々の結果でしたので、きっとリベンジしてくれると思います!!」


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