BMW Team Studie x CRS 2023スーパーGT岡山公式テスト テストレポート
AUTOBACS SUPER GT 2023 SERIES OFFICIAL TEST
エースドライバー荒聖治の僚友として、ブルーノ・スペングラーと柳田真孝を迎えた2023シーズンの公式イベントが岡山テストで幕を開けた。
このテストへは荒選手とともに今シーズンがスーパーGT初参戦のブルーノ・スペングラー選手がエントリー。テストに先立ち盛大なウエルカムパーティーでチームに迎え入れられたスペングラー選手は初走行の岡山国際サーキットに到着した。
3月11日(土)
初日は朝から抜けるような快晴。午前中に行われたセッション1は荒選手からスタート。セッションの前半で基本的なセットアップの確認とタイヤの基本選定を行うと、後半はブルーノ・スペングラー選手がステアリングを握った。スーパーGT、岡山国際サーキット共に初走行のスペングラー選手は、スーパーGTのトラックリミット(4輪脱輪)の確認等を実施。タイヤの感触を確認し午前の走行を終えた。
午後のセッション2はタイヤ選定メインのロングランチェックを実施。予定していたメニューを全て消化し、初日のテストを終えた。
3月12日(日)
2日目の天候は薄曇り。気温は前日と変わらず、ドライコンディション下でセッション3がスタートした。セッション3も荒選手が走り出しを担当。前日のフィードバックを元に変更を加えたセットアップの確認を終えると、再びタイヤ評価メニュー実施。後半はスペングラー選手がドライブを担当した。今シーズンがスーパーGT初走行のスペングラー選手は初走行ドライバーの義務であるルーキーテストを走行。速さ違いの2クラス混走での進路の譲り方や走行全般のスムーズさのチェックを10周に渡って受け、これをクリア。続いてロングスティントのタイヤチェックを行い午前の走行を終えた。
午後からは、セッション4に先立ち全体でのスタート練習を実施。前日、自身が経験してきた海外でのレースとスーパーGTの違いを入念に確認したスペングラー選手がこれを担当した。
その後のセッション4は午前に引き続きロングのタイヤチェックを実施。このテストのコンディション下でのユーズドタイヤ、ニュータイヤの性能確認を終え、2日間のテストを終えた。