N-ONEからS耐へ。HCM UCHINO RACINGがシビック・タイプRでスーパー耐久ST-2クラスに参戦

　5月20日、ENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONEのST-2クラスへ新たにエントリーを行うHCM UCHINO RACINGが参戦体制を発表した。

　これまで、N-ONE OWNER’S CUPで戦ってきたライバル同士が一堂に会してできたHCM UCHINO RACING。ほかにもさまざまなレースに参戦してきた同チームは、2024年は新たな挑戦の場としてスーパー耐久シリーズに参戦を開始する。

　チームは『だれでも参加でき、楽しめるレース』をコンセプトとし、ドライバーだけでなくメカニックをふくむチーム全員が参加型であり、楽しみながら参加することをモットーとしながらさらなるレース活動を行っていく。

　使用車両はFL5型のホンダ・シビック・タイプRで、マシン制作およびメンテナンスはHCM Sports Garageが担当する。ホワイトボディから調整が進められたマシンは、すでに8日の公式テストにてシェイクダウンを終え、各セッションで精力的に走行を重ねるなど着々と準備を進めている状況だ。

　岩間浩一代表は、「活動のなかで、モータースポーツをたくさんの人にもっと身近に感じていただき、モータースポーツの裾野を広げることで、業界の貢献に発展してまいります。新規参戦チームですが、これまでのレース活動で築いてきた絆や、仲間とともにレースを楽しむ思いを胸に、チーム一丸となり完走を目指していきます」と新たな挑戦を意気込んだ。

　2024年シーズンに入って参入台数が増えたST-2クラスに、シビック・タイプRを走らせる新たなエントラントがまた増えた。5月24日から26日の第2戦『富士SUPER TEC24時間レース』にて、チームは新たな門出を迎える。

■参加概要

エントラント：HCM UCHINO RACING
チーム代表：岩間浩一
クラス：ST-2クラス
ゼッケン：36
マシン：HCM 内野製作所 FL5 （シビックタイプR FL5)
チーム監督：矢野弘行
マシン製作＆サポート：HCM Sports Garage
ドライバー：内野徳昭／阿久津敏寿／土肥潤／岩間浩一／坂井拓斗（24H）／松本恭典（24H）