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投稿日: 2024.08.02 19:04
更新日: 2024.08.02 19:05

横浜ゴム 2024スーパーGT第4戦富士 大会直前情報


スーパーGT | 横浜ゴム 2024スーパーGT第4戦富士 大会直前情報

【スーパーGT第4戦/富士スピードウェイ】
大会直前情報

 8月3~4日、富士スピードウェイにて開催されるスーパーGT第4戦の大会直前情報をお届けいたします。以下、タイヤエンジニアのコメントとなります。

■白石貴之[横浜ゴム タイヤ製品開発本部 MST開発部 技術開発1グループ・リーダー]

「6月初頭に第3戦鈴鹿大会を終え、2カ月のインターバルの間にオートポリス、SUGOと2回のタイヤテストを行いました。シーズン前半の3戦の結果や内容を受けて、今シーズン採用していたタイヤの構造部分に関して課題を克服できるよう、テストではさまざまなトライを行い、今回の富士大会は、そのテストである程度効果が見えたものを持ち込んでいます。それが本番でいい方向に進んでくれればと思っています」

「ドライバーからは、2回のテストでまだ課題は残りつつも、手ごたえのあるものは見つかったと評価をいただきました。オートポリス、SUGOと2回のテストともにドライコンディションで走行を重ねることができたので、タイヤに関する部分とチーム側の車両セットアップの部分、両面で前進できたのではと考えます」

「今大会はレース距離が350kmと、昨年の同じ第4戦富士大会と比べて100km距離が短くなりました。ただタイヤのセット数自体も減っていますから、実際はあまりタイヤにとって楽になっているということはありません。レース中の戦略という部分で話をすると、ほぼどのチームも2スティント、ふたつのタイヤで走ることになるでしょうから、あまり戦略の幅も少ないのではと予想しています」

「GT300クラスの一部の車種を除き、どの車両も燃料との兼ね合いでピットインのタイミングもほぼ変わらないですし、戦略で順位を上げていくというより、マシンとタイヤのパフォーマンスそのままがレース結果につながると考えています」

「そうなると予選が重要になってきますが、富士スピードウェイはコース幅も広く、国内でもオーバーテイクがよく見られるサーキットです。予選も重要ですが、レースでもきちんと追い上げていける力強さを目標にタイヤを持ち込みましたので、決勝レースでのパフォーマンスにも注目いただきたいと思います」

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