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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2014.04.14 00:00
更新日: 2018.02.16 23:07

石浦「次回は優勝してもっと驚かせたいと思います」


2014 SUPER FORMULA
P.MU/CERUMO・INGING
Race Report 第1戦 鈴鹿サーキット

◆4月13日(日) 決勝

#38 石浦 宏明 3位 / #39 国本 雄資 13位

 マシンが一新した新生SUPER FORMULA。そのシーズン開幕戦で、これが復帰初戦となる石浦宏明が快走。6番手グリッドから着実にポジションを上げ、3位でチェッカー、表彰台を奪った。一方、国本雄資は速さを見せたものの、予選と同様不運な流れに翻弄されてしまい、クラッシュでレースを終えることになった。

 金曜日、土曜日と同様、日曜日は晴天で明けた。併催レースである2輪のロードレース、JSB1000クラスのウォームアップ走行に続いて午前9時05分から35分間のフリー走行セッションが行われた。このセッションでは各チームが、それぞれのメニューで走っているから、このタイムのみで決勝を占う訳にはいかないが、フィーリングが良ければ当然、大きな手応えを掴むことになる。P.MU/CERUMO・INGINGの2台はセッションの最後までマシンのファインセットを求めて走行とピットインを繰り返した。

 決勝レースが近づくにつれ、空には白い雲が拡がっていったが雨の心配はなくドライコンディションでレースはスタート。コンディション的には曇り/ドライのまま、気温と路面温度も16℃/20℃前後で安定していた。新システムであるハンド・クラッチを使うことで、波乱も予想されたがスタートは大きな波乱もなく、レースは開始された。6番手グリッドからスタートした石浦宏明はポジションを一つ落としたものの、7番手をキープしたまま序盤を戦うことになった。一方、12番手グリッドからスタートした国本雄資は、スタートで1ポジションアップさせると、5周目と6周目に1台ずつパス。10周目のシケインではさらに1台をパスして早くもポイント圏内に進出を果たしている。