投稿日: 2024.05.09 18:40
更新日: 2024.05.09 18:41
更新日: 2024.05.09 18:41
「風評は瞬く間に拡散されてしまう」ミック・シューマッハーが明かすWEC挑戦決断時の葛藤と、F1との違い
Midori Ikenouchi
7度のF1ワールドチャンピオンに輝いた偉大なミハエルを父に持ち、叔父のラルフもF1ドライバーとして活躍、『シューマッハー』というモータースポーツ界でもっとも有名な苗字を背負うサラブレッド、ミック・シューマッハー。
ヨーロピアンF3選手権、FIA-F2を経て、2021年にハースから念願のF1へデビューしたミックは、2シーズンに出場したが、2022年レッドブルリンクでの6位入賞が最高位で、2023年のレギュラーシートを失った。
しかし、かつて父ミハエルが所属していたメルセデスが手を差し伸べ、リザーブドライバーとして2023年からはF1に帯同している。その一方で、今季はWEC世界耐久選手権へ新たな挑戦を開始。アルピーヌ・エンデュランス・チームで新型LMDh車両『アルピーヌA424』のステアリングを握り、WECの最高峰カテゴリーを戦っている。
新たなチャレンジとなるスポーツカーレースに真摯に取り組むミックに、WECへの参戦経緯や初めてのル・マン24時間への期待などについて聞いた。
■大黒埠頭訪問の思い出