スーパーGT ニュース

投稿日: 2024.06.03 23:04
更新日: 2024.06.03 23:05

BMW M Team Studie x CRS 2024スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝レポート


スーパーGT | BMW M Team Studie x CRS 2024スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝レポート

AUTOBACS SUPER GT 2024 SERIES
Round.3 SUZUKA GT 3HOURS RACE

 予選日から一転、曇天に包まれた鈴鹿サーキット。気温も昨日より低く、さらに決勝レース中は雨の予報も出ており、前戦富士の3時間レースとは違った展開になることが予想される。

 決勝に先立って行われたウォームアップ走行のスタートに合わせるように降り出した雨で、ウェットコンディションで開始された。ブルーノ・スペングラー選手からスタートし、荒聖治選手、ニクラス・クルッテン選手に交代し、決勝へ向けタイヤ交換を行いながらセットアップを確認した。

Rd.3 決勝

 Rd.3は、Rd.2に引き続き2回目の3時間レース。前日の予選によりGT300クラス8番手からスタートする。

 スタート前に路面を濡らした雨も各車両がグリッドに並ぶころには止み、Studie BMW M4は定刻の13時30分に三重県警の先導によるパレードラップへ向けてグリッドを離れた。

 GT500クラス、GT300クラス共にアクシデントもないクリーンなスタート。Studie BMW M4のスタートを担当するスペングラー選手は、ひとつポジションアップし7番手でオープニングラップを終えた。

 前の2台が接近戦でバトルを続ける後ろで距離を保ち走行を重ねる。前を走る31号車が20号車をとらえて前へ出たタイミングで、Studie BMW M4も20号車に一気に迫る。19周目に20号車をオーバーテイクし6番手にポジションアップ。

 20周目にルーティンのピットストップで荒選手へ交代。1時間経過時点で13番手ポジション。全車1回目のピットストップを終えた34周目には8番手ポジションで走行を重ねる。
GT500クラス同士の接触でコースに残ってしまったパーツの回収のためFCYが提示。Studie BMW M4はリスタート後も8番手ポジションを保ち走行を重ねる。

 47周目には上位を走る61号車がヘアピンで車両ストップ。車両回収のために2回目のFCYが提示された。FCY解除に合わせ、チームは2回目のピットストップの為にStudie BMW M4をピットに呼び込んだ。

 チェッカーまでのステアリングをクルッテン選手に託し、その時点15番手ポジションでコースへ送り出した。上位のチームが2回目のピットストップを終えた時点で7番手ポジション。Studie BMW M4は、安定した走行で7番手ポジションを保ちチェッカーフラッグを受けた。


関連のニュース