投稿日: 2024.11.16 20:34
更新日: 2024.11.16 20:43
更新日: 2024.11.16 20:43
F1パワートレイン事情:フェルスタッペン、サンパウロGPの最悪な状況からポイント差以上に価値ある勝利
Masahiro Owari
北南米大陸の3連戦で話題となったのが、ホンダRBPTが相次いで新しいパワーユニットを投入してきたことだ。
まず第19戦アメリカGPでRBがリアム・ローソンの主要4コンポーネント(ICE、TC、MGU-H、MGU-K)を5基目にしてきた。ローソンはアメリカGPからダニエル・リカルドに代わってRBのステアリングを握ることなったが、パワーユニットの年間使用基数ルールに関しては、リカルドが使用してきた履歴を引き継ぐことになる。リカルドのパワーユニットは第3戦オーストラリアGP時に縁石にマシン底部を打ちつけた際に深刻なダメージを負っており、1基少ない状態で終盤戦を迎えていた。
ホンダ・レーシング(HRC)の折原伸太郎(トラックサイドゼネラルマネージャー)は、「リカルドのパワーユニットは、後半戦のどこかで5基目を入れることになっていました。今回、交換したのはチーム側の希望」だと明かした。