更新日: 2016.08.08 14:27
SUBARU BRZ R&D SPORT スーパーGT第5戦富士決勝レポート
2016.08.07 – SUPER GT第5戦 富士ラウンド・決勝
■SUBARU BRZ GT300は2戦連続で3位を獲得
富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で8月7日(日)に開催されたSUPER GT第5戦「FUJI GT 300km RACE」にて、SUBARU BRZ GT300(井口卓人/山内英輝)は4番グリッドからスタートし、3位表彰台を獲得しました。第4戦スポーツランドSUGOに続く2戦連続の3位表彰台に、チームは確かな手応えを感じています。
■午前中のフリー走行では3番手タイム
9時からスタートしたフリー走行は晴天に恵まれ、気温28℃、路面温度36℃という状況のもと行われました。30分間のセッションでふたりのドライバーは計16周をこなし、チームはこのセッションで決勝レースに向けた仕様のチェックを行いました。スタートドライバーを務める井口が最初にコースインし、1分40秒054というタイムを記録。山内は1分39秒312というタイムでGT300クラス3番手となりました。
決勝レースは、1コーナーから最終コーナーへ向かい風が吹くコンディションで14時42分にスタート。スタートドライバーを務めた井口は、スタート直後の1コーナーで後続車に並びかけられますが、これをしのぎ4番手のポジションをキープします。井口は3周目のダンロップコーナーで先行車をアウト側から抜き3番手に浮上、その後も好ペースで後続を引き離しつつ、前を行くライバルの約1秒差まで迫ります。しかしセーフティカーの導入を経て追いつくには至らず、28周目に山内へと交代しました。
後を受けた山内は13番手でコースに復帰。安定したラップを刻みながら、次々とピットに入るライバルを横目に順位を上げていきます。42周目の段階で3番手までポジションを戻し、一時はGT300クラス首位と2番手のマシンを視界に捉えるまでに接近します。しかしタイヤに厳しい部分もあり、それ以上のペースアップは難しく、ポジションを守って3位でフィニッシュしました。これによりチームは2戦連続で3位表彰台を獲得、調子を上げて得意とする次戦鈴鹿サーキットに挑みます。