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投稿日: 2019.09.24 12:36
更新日: 2019.09.24 12:43

LEXUS GAZOO Racing 2019スーパーGT第7戦SUGO レースレポート


スーパーGT | LEXUS GAZOO Racing 2019スーパーGT第7戦SUGO レースレポート

SUPER GT第7戦SUGO GT 300km RACE

天候に翻弄されたSUGOで平川/キャシディ組LEXUS LC500が4位
大嶋/山下組は6位に入りタイトル争いは最終戦へ

 スポーツランドSUGOで行われたSUPER GT第7戦は、スタート直前からの雨に翻弄される展開となるなか、ランキング2位の平川亮/ニック・キャシディ組KeePer TOM’S LC500 37号車が4位フィニッシュ。

 大嶋和也/山下健太組WAKO’S 4CR LC500 6号車も6位に入り、タイトル争いは最終戦で決されることとなりました。GT300クラスでは新田守男/阪口晴南組K-tunes RC F GT3 96号車が終盤のヘビーウエットのなかで猛追を見せ3位表彰台を獲得。こちらもランキング2位に浮上し、逆転タイトルへの望みを最終戦に残しました。

 スーパーGT第7戦『SUGO GT 300km RACE』が9月21日(土)、22日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。

 年間8戦で争われているシリーズも今大会を含めて残り2戦。タイトル争いも激しさを増しています。今季がLEXUS LC500でのラストシーズンとなるLEXUS勢は、開幕戦こそ落としたものの、第2戦から前戦まで5連勝中。ウエイトハンデが有るため連勝の難しいスーパーGTで強さを見せ、ランキングでも現在トップ4を独占。有終の美を飾るべく残りの2戦に臨みます。

 今大会は、『魔物が棲む』と言われ乱戦になることが多いスポーツランドSUGO。前戦オートポリスからわずか2週間のインターバルで、連続のマウンテンコースに挑むこととなります。

 今大会はウエイトハンデが獲得ポイント×1kgと前大会までよりも半減されますが、第4戦、第5戦の連勝で2勝を挙げてランキング首位の大嶋/山下組WAKO’S 4CR LC500 6号車は65kg、今季未勝利ながら表彰台4回でランキング2位の平川/キャシディ組KeePer TOM’S LC500 37号車は55kgと、ともに50kgを超えており、燃料リストリクターが1ランク絞られるため、追うライバル達との厳しい戦いが予想されました。

 また、GT300クラスでも、今季2勝を挙げている新田/阪口組K-tunes RC F GT3 96号車が首位と6ポイント差の3位につけており、逆転タイトル獲得へ向け、東北のテクニカルコースに臨みました。

■予選

 21日(土)、曇り空ながら気温19度、路面温度25度の過ごしやすいコンディションで午後2時よりノックアウト方式の予選が行われました。Q1では中嶋一貴の駆るau TOM’S LC500 36号車がトップタイムをマーク。重いハンデをはねのけて平川の37号車が4番手、山下の6号車も7番手に飛びこみました。坪井翔がアタックしたWedsSport ADVAN LC500 19号車が8番手で4台のLEXUS LC500がQ2へ進出。

 石浦宏明のZENT CERUMO LC500 38号車は11番手、ヘイキ・コバライネンのDENSO KOBELCO SARD LC500 39号車は15番手でQ1敗退となりました。

 Q2でも36号車が好走。関口雄飛はこれまでのコースレコードを上回るタイムをマーク。ライバルには上回られるも3番手。キャシディの37号車が4番手タイムで続き、2列目グリッドを確保。国本雄資がアタックした19号車は5番手、大嶋の6号車は8番手となりました。

 GT300クラスは、狭く、1周の短いSUGOのコースを考慮して、前戦までのランキング順で2グループに分け、A組、B組として上位8台ずつがQ2へと進出するシステムで実施されました。LEXUS/トヨタ勢では唯一A組として出走したTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 30号車が、織戸学のアタックで8番手に飛びこみ、今季初のQ2進出を果たしました。

 B組では、ショーン・ウォーキンショーがアタックしたarto RC F GT3 35号車が4番手につけ初のQ2進出。前戦初優勝を飾ったSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が、TDPドライバー宮田莉朋のアタックで5番手タイム。嵯峨宏紀のTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 31号車も8番手でQ2進出を果たしました。一方で、午前中のフリー走行ではGT300クラストップタイムをマークしていた96号車は9番手でまさかのQ1敗退となってしまいました。

 GT300クラスのQ2では31号車が12番手、60号車が14番手、35号車が15番手、30号車が16番手グリッドとなりました。

■決勝


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