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投稿日: 2023.04.27 15:50
更新日: 2023.04.27 15:52

ポルシェカレラカップジャパン2023 第3戦&第4戦 プレビュー


国内レース他 | ポルシェカレラカップジャパン2023 第3戦&第4戦 プレビュー

 ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2023シリーズ第3戦および第4戦モービル1チャレンジを、富士スピードウェイ(静岡県)で 2023年5⽉3⽇(水・祝日)、4⽇(木・祝日)に開催いたします。

『911 GT3カップ(タイプ992)』導入2年目となったPCCJは、4月15〜16日に岡山国際サーキットで開催された第1〜2戦で幕を開けた。今シーズンも『プロクラス(Pro)』『プロアマクラス(ProAm)』『アマクラス(Am)』とクラス区分されているが、ポイント対象となるのはオーバーオール(総合順位)とともに、プロアマクラスとアマクラスのクラスポイントで、プロクラスのみポイントは設定されていない。

 第3〜4戦の舞台となる富士スピードウェイは、約1.5kmのメインストレート、タイトなコーナーが連続するテクニカルセクションを持ち合わせた全長4.563㎞の国際サーキット。メインストレート上の高速バトルから第1コーナーへのブレーキング勝負は空力ダウンフォースが大幅に増加し、ブレーキ性能も向上したタイプ992のカップカーが採用されてから、より激しいバトルが展開されている。また、コース後半のテクニカルセクションでは各ドライバーのマシンコントロールに注目してもらいたい。

 富士スピードウェイのコースレコードは昨年プロクラスで1分40秒を初めて切る1分39秒768が記録されており、今年はこのタイムを上回れるか注目される。また、プロアマクラスは1分41秒656、アマクラスは1分41秒933がコースレコードで、こちらのコースレコード更新も期待される。

 PCCJ開幕大会となった岡山の第1戦プロクラスは、昨年PCCJで3度目のチャンピオンを獲得した#60 小河諒と今年のポルシェジャパンジュニアドライバーである#91 佐藤巧望が一騎打ち。テール・トゥ・ノーズの戦いから#91 佐藤がレース中盤に#60 小河を見事オーバーテイクして、ポルシェジャパンジュニアドライバーとしては2018年以来となるデビューレースでの優勝を飾った。第2戦は難しい路面コンディションの中、#60 小河がベテランらしい安定した走りを見せて優勝。これで#91 佐藤、#60 小河ともに各1勝で、獲得ポイントは45点で並んでおり、富士ではどのような戦いが展開されるのか注目される。

 プロアマクラスは、2022年プロアマクスの王者#98 IKARI、2015、2017年ジェントルマンクラスと2017年のシリーズ王者である#9 武井真司、2022年アマクラスの王者#10 MOTOKIと3人の王者経験者を含む6人がシリーズエントリーする。開幕大会は#98 IKARIが連勝を飾ったが、6人のドライバーの実力はほぼ互角といえ、走り慣れた富士では誰が勝ってもおかしくないだろう。

 また、アマクラスは2019年以来のPCCJ参戦となった台湾の#88 タイガー・ウーが、開幕大会で2連勝を飾ったが、こちらもドライバーの実力は拮抗している。

 PCCJ第3〜4戦富士⼤会のスケジュールは、5⽉2⽇(火)に30分間の専有⾛⾏が2セッション予定され、予選は5⽉3⽇(水・祝日)12時05分〜12時35分の1回のみ。決勝レースは、第3戦が3⽇(水・祝日)17時05分スタート(15周もしくは30分間)、第4戦モービル1チャレンジが4⽇(木・祝日)9時35分スタート(15周もしくは30分間)を予定する。なお、第3〜4戦の決勝レースはポルシェジャパン公式Youtubeチャンネル(https://www.youtube.com/@PorscheJapanOfficial)にてライブ配信を予定している。


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