全日本ロード:Team KAGAYAMA 2017第7戦オートポリス レースレポート
決勝日も快晴に恵まれました。2&4レースということもあり、JSB1000クラスでは、かなり早い時間となる8時15分から朝のウォームアップ走行が行われました。
ここで加賀山は、新しいセットに見切りをつけ、前回までのセットに変更したところ1分50秒198と予選タイムを上回るタイムをマーク。何とか決勝前に修正することができ、グリッドに向かうことになりました。
スタート時刻は10時20分と、やはりJSB1000クラスでは、早めの時間となりましたが、日差しが強く路面温度は、思った以上に上がっていました。ただ、この路面温度の上昇は、想定内に入っていました。
シグナルがレッドからブラックアウトし、19周先のチェッカーフラッグを目指してレースがスタートしました。
加賀山は、今回も好スタートを見せ、1コーナーで7番手に浮上。オープニングラップで1台にかわされますが、8番手でホームストレートに戻って来ます。
浦本は、1コーナーでのまれてしまい13番手につけていました。2周目に、前のライダーがコースアウトし、ポジションを上げると、さらに前を狙って行きます。
そして5周目の1コーナーで清成選手にかわされますが、すぐに3コーナーで抜き返そうとした瞬間、気持ちとは裏腹に転倒してしまいます。この際、右手の人差し指を痛めてしまい再スタートできず、そのままリタイアという悔しい結果となりました。
一方、加賀山は、2つポジションを落とし10番手を走行。このレースウイークのベスト付近でコンスタントに周回し、後続を何とか抑えながら周回を重ねて行きます。
モリワキの2台とのバトルになりますが、レース終盤に1台にかわされ11位でゴール。不本意なポジションながら、次戦に向けて課題が明確になってきたことは、大きな収穫となりました。