MotoGP:ヤマハ 2017年第15戦日本GP レースレポート
COMMENT
Movistar Yamaha MotoGP
M・ビニャーレス選手談(9位)
「午前中のセッションの状況からは、15位以内が目標でした。それを考えれば、予想よりも良い結果と言えます」
「決勝では序盤からプッシュ。必要なリスクをかけてベストを尽くしましたが、いずれにしても今日のこのような状況では、これが精いっぱいでした」
「今はもう、次のオーストラリアのことを考えています。タイトル獲得のチャンスについては最後までわからないと思いますが、少なくとも、オーストラリアではマシンもタイヤも異なり、間違いなく状況が変わります。大好きなコースなので、とても楽しみにしています」
V・ロッシ選手談(DNF)
「非常に厳しいレースウイークが終わりました。ウエット・コンディションに手間取り力を発揮することができず、セッティングもなかなか思うように進みませんでした。決勝ではA・エスパルガロ(アプリリア)に食らいついていこうとしたのですが、残念ながら転倒という結果に終わってしまいました」
「シーズンも残り少なくなってきているので、このあとはとにかく良いレースができるよう尽力します。特に来週と再来週は重要で、このなかでできるだけ多くのデータをヤマハにフィードバックし、来年に向けたマシン開発に役立ててもらいたいと思っています」
M・メレガリ、チーム・ディレクター談
「日本に到着した時点では、このような難しい展開になるとは思っていませんでした。問題解決のために懸命に努力してきましたが、最後まで答えを見つけることはできませんでした」
「ライダーたちは、ほとんどすべてのセッションでリア・グリップ不足に悩まされ、今日の決勝も同様の状態でしたが、マーベリックとバレンティーノは最後までベストを尽してくれました。依然、難しい課題が残されていますが、次回オーストラリアで、今後のために何らかの解決策を見つけたいと思います」