Honda MotoGP第12戦イギリスGP MotoGPクラス予選日レポート
MotoGP コメント
カル・クラッチロー(MotoGP ポールポジション)
「みんなで一生懸命がんばってきたので、ウエットコンディションのこの結果にはそれほど驚いていません。ドライでもウエットでもペースはよくて、レースウイークを通していい感触がありました。今日はHondaのためにいくつかテストを行いました。予選ではハードタイヤを使ったので、フロントタイヤの温度を上げるために全力でプッシュしました。ファステストラップを出したときは、3秒のリードを築いたし、雨がだんだんひどくなってきていたので、それからはあまりリスクを負わないようにしました。最終ラップで転倒したくなかったし、限られた時間でこのような結果が出せてうれしいです。LCR Hondaにとっても、いい結果になりました。パドックの中で一番がんばっているチームの1つです。文句をいうこともなく、僕にフィードバックしてくれます。だから、今日は、彼らの仕事に報いることができてとてもよかったです。イギリスグランプリでポールポジションを獲得できたことを誇りに思います。レースは長く難しいと思いますが、ベストを尽くします」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 4番手)
「今日の結果はうれしいです。路面コンディションは非常に難しくて、とても滑りやすいものでした。グリップもあまりよくなくて、リアタイヤはあまり温まりませんでした。特に予選の大雨のときは温度が上がりませんでした。しかし、周回するごとに温度も上がりペースも上がったので、最後は4番グリッドを獲得することができました。決勝に向けてポジティブです。いいスタートを切って、トップグループに追いついて、いいリズムを見つけたいです。どんな天気になるかはわかりませんが、できる限りいい成績を残したいです。また、今日タイトルを獲得したトニー・ボウにおめでとうと言いたいです。彼のことはよく知っています。いい友達です。とてもうれしいです。彼からはとても多くのことを学びました。彼はとても特別な存在で、20回目のタイトル獲得となりました。今はその瞬間を楽しんで欲しいです」
マルク・マルケス(MotoGP 5番手)
「ドライでもウエットでも感触はとてもよかったのですが、雨に向けてセットアップを少し変えたら、思ったようにはうまくいきませんでした。Q2では、リアタイヤをうまくグリップさせられず、FP4のような自信もありませんでした。でもプッシュしていい周回をしようとしました。そして最後のラップを走ろうというときに転倒してしまいました。でも全体的に感触はとてもいいので満足しています。明日は前のセットアップに戻して走ります。そして、トライアル世界選手権で20度目のタイトルを獲得したトニー・ボウにこの場を借りておめでとうと言いたいです。勝ち続けるという野心と熱意を感じます。個人的にもよく知っています。すばらしい選手です。とてもうれしいです」
ジャック・ミラー(MotoGP 12番手)
「Q2に進むことができてうれしかったのですが、そのセッションでのパフォーマンスには満足していません。2レースに欠場してマシンに乗りましたが、感触は全体的にいいものでした。Honda RC213Vに乗るのは最高の気分です。すべてのセッションで力強い感触があり、ドライではペースを上げていくことができました。Q1、Q2はウエットコンディションになりましたが、もっといい結果を出したかったです。転倒の理由は、リアタイヤが十分温まらなかったからです。一番大事なことはグリッドに立てるということです。予選では痛み止めの注射を腕に打たなければなりませんでしたが、明日は完走できることを願っています」
ティト・ラバト(MotoGP 21番手)
「ドライも完全ではありませんでしたが、ウエットコンディションも難しい走りを要求されました。FP4では軽い転倒をしてしまいました。どちらかといえば、ウエットの方が、ドライの時よりもいい感触がありました。それでQ1では、路面が少し乾き始めたときにタイムを出すことができました。朝のウォームアップセッションでいい仕事ができるように集中し、力強いレースができるように準備したいです」