Honda MotoGP第14戦アラゴンGP MotoGPクラス初日レポート
MotoGP コメント
ダニ・ペドロサ(MotoGP 1番手)
「ちょっと不思議な気分ですが、トップタイムで終えられて、とてもハッピーです。今日は終日、曇っていました。期待したほど気温も路面温度も上がりませんでした。こういうときは、あまりいいフィーリングを得られなかったのですが、今日は順調でした。今日はがんばりました。午後になって、マシンの状態はさらによくなりました。今日はすべてのタイヤをテストするのが目標でした。リアは、ハードもミディアムもよかったです。しかし、明日は路面コンディションが変化するかもしれません。引き続き、この調子をキープしていかなければなりません。明日の目標は、いい予選にすることです」
マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
「思っていたよりも順調でした。アラゴンは自分のライディングに合っているし、好きなサーキットです。今日は、レースに向けて、仕事に集中しました。雨も降らなかったしラッキーでした。今日はすべて順調でした。セッション最後のスティントでは、ハードタイヤを履いて走ったのですが、アベレージもよく、その中でベストタイムをマークしました。まだまだやらなくてはいけないことがあります。リアのソフト側となるミディアムを試さなくてはいけません。フロントもハードを試していません。まだまだやらなくてはいけないことがたくさんありますが、全体的には、とても満足しています。最後に数日前に僕のメカニックの宇治野(孝一)さんがパパになりました。おめでとうと言いたいです」
カル・クラッチロー(MotoGP 3番手)
「すごく残念でもなく、かといって、とてもいい一日でもありませんでした。マシンの状態はよかったし、チームもすばらしい仕事をしてくれました。しかし、今日はコーナーの進入に課題を抱え、そこでタイムをロスしました。減速に問題を抱えているのはリスクが大きいので、明日に向けてこの部分を改善しなければいけません。しかし、全体的にはとてもハッピーです。明日は自信があります」
ティト・ラバト(MotoGP 18番手)
「今週末に向けていいスタートを切ることができました。ペースを上げていく自信もあったので、何人かの速いライダーについていくことにしました。もちろん、単独でも走ったし、全体的にいいリズムで走れました。マシンの状態はとてもよかったのですが、その速さを十分には生かせませんでした。明日はもう一度トライします。明日はフロントのフィーリングを改善したいです」
ニッキー・ヘイデン(MotoGP 21番手)
「簡単な一日ではありませんでしたが、それは、このレースに出場すると決めたときからわかっていました。まず、ライディングポジションになれるまでに時間を必要としました。その後、だんだん慣れてきたのですが、壁に突き当たりました。フロントの限界がまだわかりません。フロントヘビーの状態が影響しているのかもしれません。明日に向けて、リアにもう少し加重を掛けるようにして、バランスを探っていきたいです。今日はユーズドタイヤで周回を重ねましたが、ペースはそれほど悪くはありません。午後は思ったほど前進できなかったので、明日も引き続き、マシンに慣れることと、セットアップに集中したいです」