更新日: 2020.08.13 22:34
ウエットとドライが混じった開幕戦。新型マシンも多数展示/全日本ロード第1戦トピックス
決勝日の10日は晴天となり30度を超える気温に。朝から各チームが決勝レースに向けてマシンの準備を進めていた。
Keihin Honda Dream SI Racingの清成龍一もピットでスタッフとミーティングを行い新型CBR1000RR-Rのセッティングを詰めていた。
いろいろなパーツを試しているようで、シートには水上バイクから取ったラバーを使用したという。
そのほかのライダーもドライコンディションの決勝に向けマシンをセットアップしていく。
エントリーを予定していたチームが2020年の参戦休止を発表した村瀬健琉は、プライベートチームのTeam TKRでJ-GP3クラスに参戦。第1戦SUGOをチームの誰しもが喜ぶポール・トゥ・ウインで飾った。
ST1000クラスでポール・トゥ・ウインを決めたのは高橋裕紀(日本郵便HondaDream TP)。元GPライダーの彼はレース前、スタンドのファンに笑顔でサービスをしていた。ART合同走行から力強い走りを見せた。
Keihin Honda Dream SI RacingはJSB1000クラスに2台、ST1000クラスに作本輝介が出場。伊藤真一監督も3人のライダーに寄り添っておりグリッドにも姿を現した。
ST1000クラス決勝では3メーカーが表彰台を獲得。パルクフェルメではホンダCBR1000RR-R、BMW S1000RR、スズキGSX-R1000Rが並んだ。
JSB1000クラスのレース2のグリッドにつく渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING)。ヨシムラのスタッフのマスクカバーはカーボン製だという。
JSB1000クラスに唯一カワサキを走らせる柳川明(will raise racingRS-ITOH)と井筒仁康監督。赤旗でレース進行が遅れたため一度パドックへ戻った。マスクもカワサキ製である。
2番手グリッドから見事優勝を果たした岡本裕生(51ガレージ ニトロレーシング)。レース後は笑顔が光った。
表彰台には鈴鹿8耐やMotoGP、SBKなどの二輪レースで活躍して、51ガレージ ニトロレーシングの監督を務める芳賀紀行も登壇した。