更新日: 2016.07.13 20:55
RRターボで往年のサンク復活!?『新型ルノー・トゥインゴ』が待望の初上陸
さらに組み合わされるトランスミッションは、6速のデュアルクラッチとなるEDCを採用。一足先に触れたスマートの印象からは、ゼロ発進制御の部分にやや荒さは残るものの、走り出してからはシフトショックの一切ない快適な走行感覚を提供してくれる。
インテリアもトゥインゴらしさ満載で、ボディカラーに合わせて、ブルー、ルージュ、ブラン(白)の3色のインテリアパーツ、シートカラーが組み合わされ、ヘッドレスト一体式フロントシートはパイピングの色がボディカラー同色となり、座面とシートバックがひと続きに見えるデザインとなっている。さらに、ステアリングホールの一部、エアコン吹き出し口、ドアパネルの一部、センターコンソールボックスの蓋もボディ同色とするなど、遊び心にも抜かりなし。
旧モデルより125mm長い2490mmのホイールベースはキャビンスペースを広げ、後席のニールームはクラス最高の136mmとするなど、「プラス2の空間」以上のゆとりを実現していることは、フォーフォーとも共通する美点。さらに、RRレイアウトによりフロントエンドに構造物がないことで、前輪の切れ角は同セグメント平均の30度を上回る49度を実現し、最小回転半径はクラストップレベルの4.3mとした点も、同様の武器となっている。
ボディカラーは全6色の展開で『インテンス』が税込189万円。そのインテンスの『キャンバストップ仕様』が199万円。さらに、専用サイドストライプ、専用レッドフィニッシャー、専用フェンダーモール・サイドスカート、専用16インチアロイホイールなどを装備した限定モデル『パックスポール』は199万円。そして1.0リッターのNAを搭載し5速MTを組み合わせたルノーらしい1台『サンクS』が169万円で、後者2モデルは各50台の限定となっている。