更新日: 2021.01.26 16:01
BMW、待望の新型『M3』『M4』の発売を開始。MT仕様や“トラック・パッケージ”も導入へ
また、ボディ含め駆動系を構成する各種パーツにはアルミニウムを多用することで軽量化をはかり、運動性能を向上。Mアダプティブ・サスペンションを標準装備することで、街中走行時の乗り心地も両立させている。
同時に、ハードなサーキットでの走行を可能とするため耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキ・ディスクと軽量化された6ポッドMコンパウンド・ブレーキを標準装備し、さらに耐摩耗性能、耐熱性能をより高めたMカーボン・セラミック・ブレーキもオプション設定。
標準仕様の『M4』にのみ、ドライバーの意のままにシフト操作が可能なマニュアル・トランスミッションを設定し、そのほかのモデルにはドライブロジック付きの8速Mステップトロニック・オートマチック・トランスミッションを搭載した。
さらに『M3』と『M4』ともに、コンペティションの派生モデルとして極限のサーキットでの走行を可能とするトラック・パッケージも導入。運動性能をより高めるため、先進安全機能を装備しないことで約25kgの軽量化を実現しつつ、Mドライバー・パッケージ、Mカーボン・セラミック・ブレーキ、Mカーボン・バケット・シート、Mドライバー・パッケージ等を標準装備とすることで、よりサーキット走行を意識したモデルとしている。
それ以外のモデルでは、高性能3眼カメラ&レーダーと高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムが標準装備となり、高速道路での渋滞時においてドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム“ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能”も装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能なモデルへと進化している。
コンペティションと同トラック・パッケージのみの展開となる『M3』は、右ハンドル仕様のみの導入で価格は1324~1436万円(税込)。MT仕様も用意される『M4』は左ハンドル仕様も設定され、価格は1298~1460万円(税込)となっている。
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