更新日: 2017.03.10 12:54
熱回生搭載! ルノーF1共同開発の『インフィニティQ60プロジェクト・ブラックS』
そしてRSF1とのコラボレーション最大のトピックスが、搭載されるパワーユニット。まさに“パワーユニット”と呼ぶにふさわしいその内容は、Q60が積む3.0リッターのV6ツインターボをベースにF1由来のERS(エネルギー回生システム)をロードカーとして世界初搭載。
ブレーキング時の発熱エネルギーを電力に変換して蓄えるMGU-Kと、ターボチャージャーに取り付けられたMGU-Hユニットを搭載し、排気ガスからも熱エネルギーを回収。
各MGUによって回収されたエネルギーは高速放電リチウムイオンバッテリーに蓄えられ、モータージェネレーターにより電気エネルギーとしてクランクシャフトおよびターボチャージャーのタービンブレードをより迅速に回転させる。
これにより、アクセルオン時には電力によるタービン軸へのアシストが加わり、どの回転域でも応答遅れのない“ターボラグ・フリー”のレスポンスを実現。最高出力でも25%増強を果たしたという。
ショーモデルでも、すでにチタン製のツインエキゾーストやブレーキダクトによる冷却システムなど、あらゆる部分にアップデートが施されているが、インフィニティによれば、市販バージョンの登場までにはシャシーとサスペンションのさらなるチューニングと、最適化の恩恵を受ける可能性もある、としている。