投稿日: 2017.08.24 18:27
ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ2017 第4戦富士 レースレポート
ランボルギーニ・ジャパン プレスリリース
ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアでコッツォリーノ/ヤジドがダブル勝利
・アジアシリーズの首位走者が富士スピードウェイの両レースを制覇
・PRO-AMクラスの勝者はブルーカーズ/ファーマー
・AMクラスでもハリャント/ファンが見事なダブル勝利
【2017年8月20日、サンタアガタ・ボロネーゼ/富士スピードウェイ】
コッツォリーノとヤジドが第1レースに続いて第2レースも制し、ダブル勝利を果たしました。イタリア系日本人ドライバーのコッツォリーノは、ランボルギーニ・ウラカンGT3で出走した同時開催のブランパンGTアジアシリーズも制し、富士スピードウェイで今週末に合計で3つの勝利を挙げました。
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ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア第4戦となる第2レースは、20台がグリッドに並び、手に汗握る展開となりました。
土曜日の予選でコッツォリーノがポールポジションを確保したおかげで、クラッツィオ・レーシングはポールポジションからスタートするも、数コーナーでヤノス(ラザルス・チーム)にリードを奪われます。
そのヤノスは、先頭を走ったのはわずか3周のみで、コッツォリーノがふたたび首位を奪い返し、先頭で独走態勢に入りました。
ドライバー交替のためのピットレーンがオープンすると、コッツォリーノは10秒のアドバンテージ付きでウラカン・スーパートロフェオをヤジドに渡すも、レースの終盤に、小雨でトラックの一部が濡れ、スリックタイヤでの走行が困難に。
この不安定な状況のなかで、トビー・ソエリー(ラザルス・チーム)がドライビングセンスを発揮します。ソエリーは周を追うごとにヤジドに0.1秒ずつ迫り、最後の周では10秒差を2.8秒にまで縮め、2位でフィニッシュしました。
3位は#19のリベラティ/金石ペア(エンペラー・レーシング)。4番グリッドからのスタートだったものの、スタート時のフライングでドライブスルーペナルティを課せられ、順位を下げるも、その後すばらしいレースペース(金石がファステストラップ獲得)とミスのない走りで追い上げに成功しました。