更新日: 2017.04.07 10:30
アロンソ、今季途中でのマクラーレン・ホンダF1離脱を否定。中国でも“予想外のパフォーマンス”に期待かかる
「ノー、それは真実じゃない」とアロンソ。
「(その発言は)聞いた。外部の人間や他のドライバーたちがいろいろな発言をするのは普通のことだ」
「スペインでは大勢の人たちがいろいろなコメントをしていて、それも読んだ。元ドライバーとかライダーがインタビューを受けると、『アロンソは今、どれほど困難な状況にいるのか』などと、僕について質問されるんだ」
「誰もが僕とかなり親しくて、僕は落ち込んでいるみたいに書かれるけど、そんなことはない」
「F1で僕は最大限の仕事をしているし、今まで以上に準備が整った状態だ。今、チームの競争力はあまり高くない。それは事実だ。でも短期間で何かができるわけじゃない。ひたすら努力し続けるしかないんだ。同時に、チームは僕に対して、本来可能である以上の仕事や結果を求めている」
「たとえば、オーストラリアではシミュレーションによると僕らは最下位になると予想されていたけど、僕らは(レース終盤まで)10位を走っていた。中国でも僕らは最下位だという予想がなされていたとしても、『アロンソは入賞するかもしれない』と期待される」
開幕戦オーストラリアで、アロンソは予選13位、決勝ではマシンのダメージにより最終的にリタイアしたものの、長く10位を走り続け、チームは予想外のパフォーマンスだったと発言している。
中国GPでは長いストレートを備えた上海インターナショナルサーキットでマクラーレン・ホンダはオーストラリアよりもさらに苦戦するものと予想されている。アロンソは、少なくともトラブルに見舞われることなく完走を果たしたいと述べている。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています