投稿日: 2024.03.24 21:03
更新日: 2024.03.24 21:04
更新日: 2024.03.24 21:04
【F1第3戦決勝の要点】“ペレスになら届くかも”とライバルは認識。王者不在でセカンドドライバーの重要性が顕在化
取材・文 柴田久仁夫
F1第3戦オーストラリアGPの決勝レースではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が43戦ぶりのリタイアを喫した一方で、チームメイトのセルジオ・ペレスは、フェラーリ、マクラーレンの4台に届かず、5位に終わった。予選での走行妨害による3グリッド降格ペナルティを受けて6番手からのスタートだったこと、レース中にフロア下にダメージを負ったためにペースが伸びなかったことなどを考慮すれば、精一杯の結果という評価もあろう。
しかし予選でのペレスは、フェルスタッペンから0.359秒落ちの3番手だった。たとえ相手がフェルスタッペンとはいえ、同じマシンを駆るチームメイトとの差がコンマ3秒以上というのはあまりに大きすぎる。