いつもオートスポーツwebをご覧いただきありがとうございます。編集部のカワノでございます。今回もF1日本GP開催中の鈴鹿サーキットパドック内外の様子を写真メインでお届けさせて頂きます。2024年第4回/最終回となる今回は、4月7日(日曜日)、決勝日の模様をお届け!
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ついに迎えました決勝日。関係者用入場ゲート前の入り待ちの皆さんも、さらにたくさんお越しになられていました。
パドックゲート前に降り立つとドンドコと太鼓の音。日本文化で海外からのゲストをおもてなし。
決勝日はゲストも多く、パドッククラブ専用ゲートも結構な列ができていました。列の中には著名人の方も居られました。
パドックゲートの前ではブラッド・ピット主演のF1映画の撮影が朝早くから行われていました。
なんと、皆さん役者さんではなく、普通に日本GP観戦に訪れたゲストさんでした。撮影コーディネーターさんによると、『APX GP』のTシャツやキャップをプレゼントする代わりに、撮影への協力をお願いしているとのこと。
紙製モデルカーキャップやブラッド・ピットのお面は撮影備品です。
コース撮影の際には、カメラカーにもブラッド・ピットのお面を装備。
リヤにもカメラが3つ以上ついていますね。どんな映画になるのか本当に気になります。
F1のサポートイベントとしてフェラーリ・チャレンジ・ジャパンとポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)が行われました。こちらはPCCJプロクラスの表彰台。優勝は伊東黎明選手、2位に山田遼選手、3位に藤波清斗選手が続きました。
サポートレースも終了すると、いよいよ決勝に向けた直前準備も本格化。こちらはアルピーヌピットにあるタイヤ交換時に使用するホイールガンです。
チームスタッフが何やら箱を持ってきて開けると、中にはナットが固定されていました。
ホイールガンを1本1本、箱の中のナットに刺してきちんと回転するかを確認します。
タワー内のエア圧もチェックします。
普段は閉じられ表に出ない部分ですが、こういう部分もカッコいいですよね。
ドライバーズパレード用のトレーラーは、国内レースでもお馴染み、トランスウェブさんの車両でした。
ドライバーズパレードに向け、角田裕毅選手(RB)がグランドスタンド前に現れると、大歓声。
決勝直前でもファンサービスを含め、F1ドライバーのスケジュールはパツパツです。そんな中で集中力を維持するのは並大抵のことではないなと感じたりもしました。
パドックに戻ると、レッドブルとRBのスタッフさんが一緒にHRCのパワーユニットボックスを運んでました。こういう様子を見ると、兄弟チームらしさを感じますね。
こちらは決勝赤旗中のピットレーンの様子です。
角田選手の姿を発見。
なんと、角田選手。ぴょんとピットウォールに軽々と飛び乗り。
チームスタッフと言葉を交わします。なんというジャンプ力……!
さて、こちらはチェッカー後のパルクフェルメ。レッドブル勢が鈴鹿でも他を圧倒しました。
3位はカルロス・サインツ(フェラーリ)。今季1戦欠場はありましたが、レッドブルを追えそうなのは彼しかいないかもしれません。来季の動向も含め、今季注目のドライバーのひとりですね。
パルクフェルメから出てきた直後の角田選手。抜群のピット作業を見せたスタッフたちと喜びを分かち合います。
角田選手の走りはもちろんですが、RBスタッフの見事な仕事ぶりがあって実現した10位には、鈴鹿を訪れた日本のファンの皆さんも湧きました。
RBのローレン・メキースチーム代表と、ピーター・バイエルCEOも満面の笑顔で角田選手を迎え入れます。このおふたりの笑顔もなかなか素敵です。
RBチームの記念撮影の直前。右側にいるリアム・ローソン選手、直前まで目がかゆかったのでしょうか、幾度と目を擦ったりしていましたが、シャッターの瞬間は笑顔でした。さすがプロです。
ここでクイズ①です。レース後のパドックで見つけたこちらのタイヤ。誰のマシンの、どこに装着されたタイヤでしょうか?! 答えはこの記事末にて!
続けてクイズ②です。こちらはどのドライバーマシンのタイヤでしょうか?! こちらも答えはこの記事末にて!
表彰式を終えると、レッドブルのドライバーより先に2つのトロフィーがガレージに。はて、ドライバーはどこにいるのでしょうか。
フェルスタッペンとペレスが並んでピットレーンを歩いていました。
チームスタッフ、首脳陣も加わり記念撮影です。RBはガレージ前でしたが、優勝したレッドブルはホームストレート上で撮影します。
チームのオフィシャルフォトグラファーが何かを叫んだかと思ったら、ドライバー陣、首脳陣が走り出します。
レッドブルシャワーから逃れようとしたフェルスタッペンが私の目の前に。その瞬間のシャッターを逃したついでに、私もダイレクトにレッドブルシャワーを浴びることに。
ブレブレですいませんが、こんな感じでレッドブル缶振り回すので、ホームストレートはレッドブルの香りに包まれます。
大いに盛り上がりましたが、ここからはお片付けのお時間です。
ガレージ内のパーテーションは1枚1枚コンパクトに箱にまとめます。写真はウイリアムズ。
パドックからゲストの姿もなくなり、夜になるとお片付けも本格化します。
なお、レースウイーク明けにタイヤテストに参加するRBとキック・ザウバーのホスピはそのまま。
ロレックスの時計モニュメントがあった場所には工事現場でよく見かけるライトが立ってました。この様子を見ると、今年も日本GPが終わったんだなぁとしみじみ思います。
史上初の春開催となった鈴鹿。季節こそ変わりましたが、今年も興奮のレースが繰り広げられました。今季残るレースも楽しみですが、2025年の鈴鹿F1日本GPも今から楽しみですね。
それでは、また鈴鹿で次回お会いしましょう! 今年もお付き合い頂きありがとうございました!
・クイズ①答え:アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)の右フロント
・クイズ②答え:ダニエル・リカルド(RB)