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投稿日: 2017.04.08 19:06
更新日: 2017.04.08 19:07

F1 Topic:決勝の降水確率98%、17年のウエットタイヤ経験がないハミルトンの焦り


F1 | F1 Topic:決勝の降水確率98%、17年のウエットタイヤ経験がないハミルトンの焦り

 メルセデスAMGの状況は少し複雑だ。メルセデスAMGはチームとしてはバルセロナでのウエットテストに参加していたが、午前中に走行を予定していたルイス・ハミルトンだけが、電気系のトラブルで走行できなかった。

 さらにハミルトンはトップ3チームだけが行っていたピレリの先行開発テストにも参加していないため、そのときのウエットコンディションテストも行っていない。

 つまり、ハミルトンが新しいピレリのウエットを履いて走行したのは、この中国GPが初めてで、金曜日のフリー走行1回目の2周がすべてだった。

 金曜日のフリー走行2回目が中止になった後、ハミルトンが「「土曜日にフリー走行3回目、予選、レースをやるというアイディアに賛成の人は?」とツイートしたのは、単なる冗談ではなく、日曜日のウエットレースを回避して、晴天が予報されている土曜日にレースをやってしまいたいという本音が隠されていたのかもしれない。

 そのことはメルセデスAMGのスポーティングディレクターも認めている。
「日曜日のレースが雨になれば、ウエットでの走行データがほとんどないルイスは不利になるだろう。唯一の救いは、バルセロナのテスト後、ピレリがウエットタイヤのコンパウンドを変えてきていること。バルセロナのときよりも、少し軟らかくなっている」

 日曜日の降水確率は98%。メルセデスAMGにとって、中国GPも厳しい戦いが予想される。


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