投稿日: 2017.04.12 08:00
更新日: 2017.04.12 08:03
更新日: 2017.04.12 08:03
【今宮純のキャッチポイント】バーレーン勝者はタイトルを制す!?驚異の獲得率75%
Jun Imamiya
●キャッチポイント4:11年に中止されたが、今年で13回目、その12年の歴史で目立つのは勝利者=年間チャンピオンが9回(75%)、勝利チーム=年間チャンピオンはなんと11回(90%)。バーレーンGPを制するものは、高確率でシーズンを制してきている。これが当てはまるかどうか、シリーズ終盤までご記憶のほどを。
●キャッチポイント5:東西南北の方向に4本ストレートがあり、その合計距離は3km以上の57%を占める。だが、コーナーにもさまざまな特徴があり、ターン1はスタート時に集団が固まるホットポイント。下るターン5、6、7は高速S字でタイヤがオーバーヒート気味に。ターン9~10は減速アプローチが難しい曲がりこみながらのブレーキング、ロックアップしやすい。ターン12は吹きさらしで突風に要注意、ラインが乱れやすい。最終コーナーはトラクション性能重視、4本ストレートをつなぐ各コーナーは見どころがふんだん。
●キャッチポイント6:レース後に1日置いて、シーズンインテスト・パート1が18~19日に行われる。次は8月ハンガリーGP後なので、この初回テストでは次期投入予定のアップデート版パワーユニットの開発と、ヨーロッパラウンドにそなえた空力アイテムの確認など多岐にわたる。高温条件下で夏を意識したタイヤ特性把握もテーマになる。
月末に第4戦ロシアGPがある月間3レース過密日程、さらにバーレーンテストが2日間。チームスタッフには春からハードな4月、そういう意味でも今年最初の“決戦月”だ──。