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投稿日: 2024.08.07 19:52
更新日: 2024.08.07 20:00

F1パワートレイン事情:直近レースの表彰台独占で存在感が増すメルセデスのパワーユニット


F1 | F1パワートレイン事情:直近レースの表彰台独占で存在感が増すメルセデスのパワーユニット

 夏休み前の最後の一戦となった第14戦ベルギーGPには、以下のように4人のドライバーが新しいICE(エンジン)を投入してきた(カッコ内はチーム名とパワーユニット名称)。

・マックス・フェルスタッペン(レッドブル/ホンダRBPT)
・エステバン・オコン(アルピーヌ/ルノー)
・アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ/メルセデス)
・角田裕毅(RB/ホンダRBPT)

 このうち、5基目の投入となったのがフェルスタッペンと角田で、ICEだけ交換したフェルスタッペンは10番手降格となり、ICE以外の4コンポーネントも年間使用基数を超えてきた角田は最後尾スタートとなった。

 フェルスタッペンと角田のふたりが5基目の投入に至ったのには、次のような理由がある。まずフェルスタッペンは第9戦カナダGPに投入した新品の3基目が、高電圧系のトラブルを抱えてしまい、今後の使用にはリスクが高い状況となった。

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