「ヒーロー、アロンソの予選7位は10点満点で11点に値する快挙」:英誌ドライバー評価 F1スペイン編
マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは予選で今季最高位の7位を獲得。しかし決勝ではスタート直後にフェリペ・マッサと接触して順位を落とし、挽回することができないまま12位でフィニッシュ、今季初入賞を果たせなかった。アロンソには8点の評価が与えられている。
「予選では大きくアップデートされたMCL32から最大限のポテンシャルを引き出し、中位グループでのトップの位置をつかんだ。予選だけでいえば、10点満点で11点に値するパフォーマンスだったといえるだろう」
「しかし決勝オープニングラップでマッサと接触したことで、彼のホームグランプリは台無しになった。リスクの高い戦略を採って走っていたウェーレインやダニール・クビアトの後ろに引っ掛かり、ザウバーのマーカス・エリクソンにオーバーテイクされた後、終盤に3度目のピットストップを行ってソフトタイヤでプッシュしたものの、入賞圏には届かなかった。土曜に英雄的な活躍をしたにもかかわらず、不本意な決勝となった」
ストフェル・バンドーンは予選で19位だったが、パワーユニットのエレメント交換で降格され20番グリッドからスタート。決勝ではマッサと接触してダメージを負い、リタイアに終わった。バンドーンには4点の評価がなされた。
「バンドーンはこの困難なシーズン序盤、精彩を欠いている。スペインでは今季初めてスムーズな金曜を送ることができたものの、予選ではまたもやQ1で敗退した」
「アロンソとのタイム差は非常に大きかった。バンドーンは今年大きく変わったF1マシンに自分のドライビングを適応させるのに苦しんでいるようだ」
「決勝では不必要な接触でリタイアとなった。バンドーンは努力を続け、何とか改善する必要がある」
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