投稿日: 2017.05.24 15:35
更新日: 2017.05.24 15:36
更新日: 2017.05.24 15:36
ルノーF1、パワーユニット開発計画について説明。「レッドブルの見解は間違っている」
AUTOSPORTweb
Translation: Yasuo Miyake/AKARAG
ルノーは、2017年版の改良したMGU-Kの導入時期については未確定だとしている。
2016年仕様のMGU-Kは5kg重く、さらに冷却のため1kg重いエアボトルを必要としている。しかし、チームはいまや重量の問題をさほど重視していないと、アビテブールは言う。
「(改良版を)3基目のパワーユニットと共に導入するというのはひとつの選択肢だろう」とアビテブールは語り、さらにこう付け加えた。
「今シーズンが始まる時点では重量は懸念材料だったかもしれないが、いつものように、ほとんどのチームはすでにこれにうまく対処した」
「改良版MGU-Kがもたらす唯一の利点は重量が若干軽くなることだが、これはもはや非常に切迫した問題というわけではない」
アビテブールはまた、メルセデスのパワーユニットとのパワー面のギャップについて、ルノーとしては2018年中に追い付くこと、その前に今シーズン終了時点でできるだけその差を縮めておくことが目標だと話した。
「ギャップは完全に無くなる。それは今年中ではないが」とアビテブール。
「追い付くのは来年になると思う。とはいえ、今年実行する予定のステップを計画どおりに踏めば、今シーズン中にそのギャップはほぼ完全に埋められるだろうと考えている」
「我々は、2018年のパワーユニットについてもすでに明確なアイデアを持っている。目標は、来シーズン中にギャップを完全に無くすことだ」
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています