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投稿日: 2016.05.17 23:28
更新日: 2016.05.18 01:53

メカUPDATE:マクラーレン、バルセロナに持ち込んだアップデートの効果は?


F1 | メカUPDATE:マクラーレン、バルセロナに持ち込んだアップデートの効果は?

 マクラーレンは、F1スペインGPにフロントウイング、ブレーキダクト、サイドポンツーン、フロアなど、多くの新パーツを持ち込んだ。

 今季3度目の仕様変更となる新フロントウイングは、基本デザインは崩さずに、より複雑な形状に変化している。上部二段フラップの内側にスリットが追加され、カスケードの内側にスプリッターを追加。これらの変更により、タイヤ周辺の気流に変化がありそうだ。なお、この新型フロントウイングは予選と決勝ではジェンソン・バトンのみが使用した。

マクラーレンのブレーキダクト

 フロントブレーキダクトは“アサリの貝殻”型から新たなデザインに生まれ変わっている。

 内部形状はフラット化が進み、十分な気流が確保され、ダクトとホイールの間にギャップはない。この結果、フロントタイヤ周辺の気流を整える効果が期待できる。ブレーキダクトはブレーキ周辺やホイール外側の気流など広範囲に影響を与えており、冷却効果とエアロダイナミクスの向上に寄与するはずだ。

 また、あまり目立たないがサイドポンツーンはコンディションを考慮して、ややスリムになっている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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