投稿日: 2016.05.16 01:30
接触に落ち込むハミルトンとロズベルグ。トト・ウォルフは「誰も責めない」
Translation : Yuki Takayama
ウォルフは両ドライバーが出席したブリーフィング後に取材に応えたが、モーターホーム内の雰囲気は良くなかったと話す。
「非常に難しいシチュエーションだ。ふたりとも落ち込んでいるよ。彼らはチームの努力を知っているし、彼ら自身にも展望があっただろう」
「もう一度、彼らと話すつもりだ。このようなことを二度と起こさないために、映像を見てデータをチェックしなくてはね」
「雰囲気は良くなかったよ。ワンツーフィニッシュを実現できたはずだし、多くのポイントを失ってしまったのだから」
ラウダのコメントについては次のように語っている。
「ニキは元レーシングドライバーだ。彼なりの意見がある。ドライバーはクロかシロかのどちらかだからね」
「彼の意見は尊重する。そのような見方もできるだろう。しかし、データを確認してドライバーと話せば、また見えてくることもある」
2014年のベルギーGPで両者が接触したときと同じ気持ちかと問われたウォルフは「我々は成熟したチームだ。このような出来事の対処については心得ている」と話した。
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