投稿日: 2017.10.24 12:53
更新日: 2017.10.24 12:54
更新日: 2017.10.24 12:54
後方から次々とライバルを撃墜していくフェルスタッペンの凄み【F1アメリカGP決勝分析】
Jun Imamiya
抜かれても表彰台3位に呼ばれた38歳ライコネン、燃費セーブに気を取られていたのは分かるがあの場面で油断していたのか。バックストレートまでフェルスタッペンを抑えこみ、もう大丈夫と判断した隙に差し込まれた(以前の彼ならそうはさせなかったろう)。
中間チームのPPはフォース・インディアのエステバン・オコンでウイナーもオコン。ルノー移籍ぶっつけ本番のカルロス・サインツJr.相手に実に巧く、賢いバトルをコース幅いっぱいで展開。
26戦完連続完走16戦入賞だ。彼の“視野の広さ”にはフランスでのカート時代から定評があり、スタートの順位アップや接近格闘戦でいま結果につながっている。ピエール・ガスリーやオコン、シャルル・ルクレールにフランス新鋭の風を感じる。
――残り3レース、まずコンストラクターズは決まった。ハミルトンはもう思い切りきりいける。ベッテルは今季のドライバーズタイトル争いで最後になるかもしれない勝負だ。メキシコGPでドライバーズ決定したのは1968年グラハム・ヒル、ハミルトンが4冠となればイギリス人としては初めてになる。