投稿日: 2017.12.19 15:27
更新日: 2017.12.19 15:28
更新日: 2017.12.19 15:28
フェラーリ会長、F1撤退を示唆する発言は「こけおどしではない」と再度主張
AUTOSPORTweb
Translation: Yasuo Miyake/AKARAG
「私にとって悩ましいのは、F1で長い経験を持つ人物、つまりロス・ブラウンがリバティ・メディア内部にいて、彼がこのスポーツのDNAとは違う方向に物事を進めようとしていることだ」
「我々はF1の歴史の一部としてこれまでやってきた。だからこそ、でたらめなことがあることも分かるし、F1を理解している。フェラーリにはF1専門のレース部門があり、F1を熟知しているのだ」
「(リバティと)我々の利益が上手くバランスを取れるように努力すべきだ。だが私は、フェラーリのF1撤退を回避するために、限られた時間の中でもその結論まで到達できると考えている」
伝統あるマニュファクチャラーのフェラーリとF1経営陣との対立がこのまま続くようであれば、複数のチームが協力して動くことにより、F1と競合するレースシリーズの創設は容易に可能だとマルキオンネは考えている。
「2020年から2021年にかけて、F1の代わりとなる選手権を始める可能性だってある。だが、私はできればそれは避けたい」とマルキオンネ。
「私はF1で続けていきたい。だが、レースのたびにフェラーリのDNAを示せる場を失わないためには、互いの妥協点を見出さなければならない」
「もしそれができなければ、フェラーリはF1を去ることになる。仮にフェラーリが他のチームにも撤退を促せるとしたら、それは経済的な観点から検討すべきことだが、実現は可能だと私は考えている」
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