更新日: 2016.06.09 18:05
F1ストーブリーグ情報まとめ:注目される4人の動向。ビッグチームに大変動も
■マクラーレン:バトンvsバンドーンの争いに
マクラーレンの首脳陣はまだ来季ラインアップについては誰とも一切協議を行っていないと言い、バトンも来年のことはまだ考えていないと述べている。
一方で、グループCEOロン・デニスは、リザーブドライバーのストフェル・バンドーンを手放すつもりはないと宣言していることから、今季末までの契約のバトンの代わりに彼を起用するのではないかと推測されている。
バンドーンは今年、アロンソが怪我で欠場した際に代役としてF1デビューを果たし、予選ではバトンを上まわり、決勝ではチームにとって今季初ポイントを獲得した。
アロンソは2017年末までの契約を結んでおり、チームはバトンとバンドーンのいずれかからアロンソのチームメイトを選ぶことになる見込みだ。
■ウイリアムズ:バトン加入のうわさも
フェリペ・マッサは来季に向けて契約延長に関する話し合いを開始したことを明らかにしている。ウイリアムズは今年競争力が低下しているものの、今年35歳のマッサは、22人中、唯一ここまで6戦全戦で入賞を果たしており、チームメイトのボッタスより多くのポイントを稼いでいる。
ルノーの候補のひとりであるとのうわさもあるが、ウイリアムズがトップ10に入れるパフォーマンスを示し続けるなら、マッサは残留を希望するに違いない。
ボッタスは、ウイリアムズからより上位のチームへと移籍することを目指しているものの、今の段階ではその可能性は大きくはない。
ウイリアムズは来年も同じラインアップで臨むことになるかもしれないが、バトンやクビアトが関心を示しているという報道も一部でなされている。
■残る6チーム、11シートの行方が未定
上記以外の6チーム(ルノー、フォース・インディア、トロロッソ、ザウバー、ハース、マノー)の中で来季契約を有するドライバーはフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグだけ。
つまり中団以下の11人の枠でも大きな変化が起こる可能性があり、新人ドライバーが何人かデビューすることになるかもしれない。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています