投稿日: 2016.06.15 16:28
更新日: 2016.06.15 16:31
更新日: 2016.06.15 16:31
反アルコール団体がF1と酒造大手ハイネケンとの契約破棄を要求
Kenji Mizugaki
もちろん、ハイネケンも飲酒運転には反対し、「If you drive never drink(乗るなら飲むな)」を広告のスローガンに掲げている。だが、スカー事務総長はハイネケンの存在自体が、彼らの撲滅しようとしている問題を悪化させるのだと主張する。
「F1はモータースポーツのイベントでありたいのか、アルコール飲料の宣伝イベントでありたいのか、自問してみるべきだ。私たちは2015年のモナコGPのモニタリングを行って、1分間に11回もアルコール飲料のブランドが画面に写ったり、言及されたりしたことを確認している。平均では5秒間に1回という頻度だ。他のブランドに加えて、今度はハイネケンがイベントの冠スポンサーになれば、いったいどうなるだろうか」
「F1とアルコール飲料の製造メーカーは、責任ある企業ないしは団体と見なされたいのであれば、こうした契約を破棄して、F1でのアルコール飲料のスポンサーシップをただちにやめるべきだ」
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています