大クラッシュのエリクソン、決勝出場の許可を待つ「衝撃は大きかったが幸いけがはない」:ザウバー イギリス土曜
2016年F1イギリスGPの土曜予選で、ザウバーのフェリペ・ナッセは21位だった。マーカス・エリクソンはFP3でのクラッシュで出走できなかった。エリクソンは病院で通常の検査を受けた結果、幸いけがはなく、日曜にFIAのメディカルチェックを受けて出場許可が与えられれば、グリッド最後尾かピットレーンからレースに出場することが認められる。
■ザウバーF1チーム
マーカス・エリクソン 予選=DNS
大きな事故だったね。ターン15で縁石に乗り上げて膨らんでしまい、芝に乗ったら、そこが濡れていたんだ。コントロールを失い、バリアに激しくぶつかった。
メディカルセンターへ行ったら、衝撃が大きかったために病院へ行くよう指示された。たくさんの検査をしたけれど、問題はないよ。少し痛みは感じるものの、それ以外は大丈夫。
予選が走れなかったことは、もちろん残念だけど、最も重要なのは僕が無事だったことだ。クルーには申し訳なく思っている。クラッシュしてしまったために、たくさん仕事を増やしてしまった。
フェリペ・ナッセ 予選=21位
なによりも、事故に遭ったマーカスが無事で良かった。
振り返ってみると、僕にとっては残念な予選だった。予選まではマシンバランスにかなり満足していたので、もういくつか上のポジションで終える自信があった。1セット目のソフトタイヤで走った最初のスティントは良かったが、2セット目のソフトタイヤではオーバーステアがひどくて、ラップタイプを大きく更新することはできなかった。
マシンバランスがなぜこれほどまでに変わってしまったのかを、理解しなければならない。明日は難しいレースになるだろうけれど、天候も影響してくるだろうね。