アロンソ「PU交換は残念だが後退はしていない。Q3に進める」:マクラーレン・ホンダ ハンガリー金曜
2016年F1ハンガリーGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは7位/7位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=7位/2=7位
初日から僕の方のガレージはとても忙しかった。ふたつのセッションの間にパワーユニット交換を行ったんだ。僕自身はFP1でエンジンに何の異常も感じなかったけれど、セッション後、データに異常が表れていたので、ホンダはFP2に向けて交換することを決めた。
今日はまずまずの位置につけることができたけれど、明日のなりゆきを見ていく必要がある。セットアップをはじめとして、改善すべきことは山のようにあるが、いくつかアイデアはある。
明日は予選Q3に進出するため、全力で戦う。ここ数戦のなかで何度か達成しているから、チャンスはあると思う。
このコースはオーバーテイクがとても難しい。だからできるだけ上位グリッドからスタートすることが極めて重要なんだ。
(F1iに語り)最初のセッションは順調で、何も問題なかったが、テクニカルミーティングをしていたら、ホンダのエンジニアがやってきて、パワーユニットを交換した方がいいと言った。オーストリアとアゼルバイジャン(など)で使ったものに戻した。FP2で問題なく動いていたので、明日もこのエンジンで走る。
シルバーストンの1戦で使っただけのパワーユニットを交換しなければならないというのは、もちろん残念なニュースだけれど、別に後退ではない。よくあることだ。
今日は7位だったけど、これからどうなるかだね。シルバーストンでも(プラクティスで)いい位置にいて、Q3に進出し、10位を獲得した。今回もQ3をかけて戦えると思う。
予選になれば、他のクルマ、特にメルセデス勢はエンジンをフル活用して、大きく前進してくるだろう。でもここはエンジンの重要度が比較的低いから、彼らのアドバンテージはさほど大きくはなく、僕らはいい位置にとどまれるのではないかと期待している。
明日もQ3に進めると思う。達成できると楽観的に考えているよ。