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投稿日: 2016.07.27 20:39
更新日: 2016.07.27 20:41

メルセデス、油断をすれば「敗北を喫する」と2017年への集中を否定


F1 | メルセデス、油断をすれば「敗北を喫する」と2017年への集中を否定

 メルセデスにとって唯一の悩ましい問題は、ハミルトン自身が「避けられない」と語っている、彼のエンジンペナルティをどのように処理するかだ。ハミルトンは、すでに今季の割り当てコンポーネントのうち最後のターボチャージャーとMGU-Hと使っており、これらをまた新品に交換する必要が生じた場合には、グリッドペナルティを課せられ、選手権争いにも大きな影響が及ぶ可能性がある。 

 ハンガリーGPを制したハミルトンは、今季初めて選手権リーダーとなった。しかし、ウォルフは「まず、シーズン半ばで選手権争いのトップに立つことは、それほど重要ではないと指摘しておきたい」と述べた。

「いまはまだ、それぞれの週末で最善を尽くし、できるだけ多くのポイントを獲ることに専念すればいい。ポイントの計算を始めるのは、シーズン終盤になってからだ」

「エンジンペナルティについては、ギリギリまで判断を保留したい。つまり、シーズンを乗り切るのにエンジンコンポーネントが全部でいくつ必要か、見当がつくまで待ちたいということだ。それがわかれば、彼にとってペナルティの影響が最小ですむコースを選ぶことができる。現時点では、まだどうするか決めていない」

「とりあえずは、ホッケンハイム(今週末のドイツGP)を終えた時点での状況を見て、あらためて考えることになるだろう」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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