投稿日: 2018.03.30 11:45
更新日: 2018.03.30 11:48
更新日: 2018.03.30 11:48
【今宮純のF1オーストラリアGP採点】フェルスタッペンの猛攻をしのぎ勝負強さを発揮したアロンソ
Jun Imamiya
☆☆ ニコ・ヒュルケンベルグ
ルノーPU勢はストレートで伸びを欠き、それを補うセットアップが強いられた。苦戦必至、それでも7位を得てカルロス・サインツJr.ともどもダブル入賞。ワークスとして3年目、初めてのことだ。
☆☆☆ フェルナンド・アロンソ
終盤、マックス・フェルスタッペンがラインを変えながら攻めてくるのに対応、PUモードを駆使して57周目に自己ベスト。諦めさせる駆け引きこそ勝負強さ。まだMCL33のポテンシャルは発展途上、5位発進に株主たちはほっとしたことだろう。
☆☆☆ ロマン・グロージャン
合同テストからのペースをキープ、VF-18のスイートスポットを把握、編隊走行を見せた。あのピットアウト後、前輪異常をすぐに察知し2コーナー出口で止めた判断は悪くない。『サドン・デス(急死状態)』に落ち込むスタッフを慰労したエース、小さなチームだからこそ結束しなければと……。
☆☆☆ケビン・マグヌッセン
予選ではブレーキングポイントを攻め、昨年のルイス・ハミルトンPPタイムを1000分の1秒上回った。6位スタートから外側に抜け出るように4番手奪取は見事、開幕戦・序盤のヒーローは彼だ。