【ブログ】怒涛の3連戦とワールドカップで寝不足の日々……/F1自宅特派員レポート
さてお次は、オーストリアGPでございます。
ゴリラの次が牛とは、またうまいこと動物つながりでございますなぁ。
そうそう、レッドブル・リンクのお約束、リカルドさんやタッペンさんが着ていた民族衣装は、レーダーホーゼンというそうですよ。
ちなみにあの、かわいい女性の衣装は、ディアンドルといいまして……。
まあなんだ、ここだけの話し、一度着てみたい。
たとえ似合わないとわかっていても、女のサガでございます。
お久しぶりのバーニー・エクレストンさんのお姿もお見かけいたしましたよ。
ワイルドなおひげ姿に、おもわず <逆さにしてもバーニー画> をメモ帳に描きこんでしまいましたが、残念ながらここではお見せできません。
ヘルムート・マルコさんとホンダの山本雅史MS部長さんの握手シーンも映っていましたね。
いやあ本当にレッドブル・ホンダが誕生するんですね……。感慨深い!
観客席のオレンジは、(フェルス)タッペンさん応援団なんですね!
ざっとオランダから2万人とのことですが、あの、北海道富良野市の人口2万2千人なんですが……。
全富良野市民が旭川空港に集合している姿を想像してみてください。震えが止まりません。
決勝の路面は47℃。
フェラーリは、路面温度が高いと調子がいい気がするの。
ウルトラスタートの我らがキミ・ライコネンさん、これ期待できるんじゃね?
と思いつつ、タイヤ一瞬でタレるかもなと一抹の不安。
ベッテルさんのペナルティ降格で、棚ボタの3番手スタートでございます。
マクラーレンのアロンソさんはピットレーンスタート。
そろそろ瀕死のグロージャンさんは5番手スタートですよ!
まずは落ち着いて、落ち着いてスタートしてよと、母も必死でございます。
ナイススタートだったライコさん。
本当に、スタート動画だけで白飯3杯は食べれるくらいのナイススタートだったんですよ……。
でもこのコース、1コーナーまでの距離、短いのよねぇ。
いい感じの展開でしたが、ターン3ではみ出てタッペンさんに食われての4番手。
更にデブリを踏んだとかで、見たか!これが踏んだり蹴ったりだ!
……これはもう、エンドレススタート動画で心慰めるしかないのか……。
すっかりテンションダウンにて、アルコールの力に頼る我。
だがしかし、このレース、次から次へとアクシデントのてんこ盛りではございましたよ。
ニコ・ヒュルケンベルグくんの白煙噴出に、ルノーエンジンを心配していたら、
お次はボッタスさんがまさかのスローダウン。
バーチャルセーフティカー中に、上位ひとりだけステイアウトなハミルトンさんは、戦略ミスときたもんだ。
フェラーリの2台は、タイヤのブリスターで苦しむ他チームの車を、仲良く一台づつコース上でオーバーテイク。
気が付けば2番手。(ライコさん)
振りむけば3番手。(ベッテルさん)
更にはリカルドさんの、まさかのハッピーバースデー・エンジン・ブロー。
一人黙々とタイヤの耐久テストをしていたブレンドン・ハートレーくんもアウト。
ところで、あの、質問なんですが。
ライコさんへの無線にあった、
「プッシュしていいよ」
は、プッシュしても抜けないならば、入れ替えしてねっ、て隠語ですか?
疑心暗鬼で震えている中、ハミルトンさん、まさかのパワーダウン。
絶対有利なメルセデスの全滅に、さらに疑い深くなる我。
でもね、フェラーリだけタイヤが綺麗なのよ?
そんなわたしの気持ちを知ってか知らずか(知らない)、ライコさんは最後まで気持ちよく走られましてのファステストでゴール!
無事、2位表彰台となりました。
……チームオーダーがなかった……。
うれしい。
うれしいけれども、なんだか微妙に気持ち悪い(笑)
前回のフランスGPでも、ちゃんとスーパーソフトはかせてくれて順位あげられたし。
こんなの、オラが知ってるフェラーリと違う!
まああと数周あったら、ベツさん追いついてきたかもだし、入れ替えはあったかもなんですが。
……あれ?
もしかして、今頃やっとコンストの存在に気が付いた?
いやいやいや。
いやいやいやいや。
まさか、ねぇ。
さて今回は中団チームががんばりましたよ。
ハースにフォース・インディアにザウバーと、両ドライバーが入賞!
すごいぞ、特にグロージャンさん4位。
やればできるじゃありませんか……。お母さん、ほっといたしましたよ。
ってここで気を抜いてイギリスGPでやらかすパターンもありえるので、更に気を引き締めていただきたい!(イギリスGPの結果はスクロールで)